バラハタのシガテラ中毒とは?スジアラとの見分け方や症状と対処法まとめ

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2016年4月、東京の築地市場でスジアラと間違えてバラハタというシガテラ中毒になる恐れのある魚が誤って販売され、中華料理店で提供されていたことがわかりました。

バラハタを食べて食中毒症状になる例があるため、東京都はバラハタの市場への流通と販売自粛を指導していました。

世界で毎年3万人以上の被害報告のあるシガテラ中毒の恐れのあるバラハタとはどんな魚なのか、症状や対処法と合わせて調べてみました。

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バラハタのシガテラ中毒とは?

「バラハタ」は全身が真っ赤なハタ科の魚で、同じくハタ科で全身が真っ赤な高級魚「スジアラ」にそっくりなんです。
今回、築地で「バラハタ」を購入した人は、この「スジアラ」と間違えてしまったんです。

*バラハタとスジアラの見分け方は尾びれの色と形がポイントで、バラハタは尾の先が三日月型になっていて、黄色で縁取られています。

間違えて購入してしまったのは中央区の中華料理店で、「バラハタ」はその後、蒸し魚として6人の客に提供されていました。

幸い、この「バラハタ」を食べた客は6人ともシガテラ毒の症状は出なかったそうです。

つまり、「バラハタ」を食べると必ずシガテラ毒の食中毒になるわけではないんです。

シガテラ毒とは、もともと魚自らが持っているものではなくて、毒を作り出すのは、プランクトンの一種なんです。

そのプランクトンが付いた藻を小魚や蟹が食べ、それをバラハタのような大きな肉食魚が食べることでシガテラ毒が筋肉や内臓に蓄積されていくんです。

その肉食魚を人間が食べると、シガテラ中毒を起こすというわけです。

魚が大きくなればなるほど、多くの小魚を食べている可能性があるため、その分、シガテラ毒の保有率も高くなると言われています。

ところが、ネットでバラハタを検索してみると、びっくりレシピが出て来るじゃないですか。

「バラハタ」が有毒魚ならレシピなんてあるはずないと思ったら、沖縄や宮古島では、ナガジューミーバイと呼ばれ、普通に店頭に並んでいるんです。「バラハタ」は何にしても美味しいらしく、レシピはあら汁や煮つけ、刺身でも食べられているそうです。

沖縄では、長年バラハタを取り扱っている漁業関係者が、毒の有無を見分けられるのだそうです。

見分け方は、まずはその大きさで、

バラハタであれば、全長48cm以上、重さ2kg以上になると、毒の保有率が高いのだそうです。他にも、生息海域や季節によっても毒の保有率は異なるそうです。(*沖縄県衛生環境研究所の調査より)

ですが、沖縄でも先月2016年3月に、販売されていた「バラハタ」を食べた2人が食中毒になってしまったそうです。

全ての「バラハタ」が毒を持っているわけではないものの、毒があるかどうかは見た目からは判断できないため、沖縄県でも注意を呼び掛けているそうです。

「バラハタ」以外でシガラテ毒を持つ可能性のある魚は、

バラフエダイ、イッテンフエダイ、ウツボ、オオアオノメアラ、アズキハタ、カンパチ、イシガキダイ、ヒラマサ等だそうです。

有毒なプランクトンが多く分布するサンゴ礁で捕獲された魚が特に危険とされています。

では、シガテラ毒を持つ魚を食べるとどんな症状がでるのでしょうか。
次にまとめてみました。

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【シガテラ毒の症状と対処法は?】

シガテラ毒のある魚を食べてしまうと、食後1~8時間で症状があらわれることが多いそうです。

シガテラ中毒の症状は、主に腹痛、嘔吐、下痢や吐き気、関節痛などですが、この毒の一番恐ろしいところは、症状が長引くことなんです。

嘔吐や下痢の症状が治まっても、一週間経っても倦怠感やひどい筋肉痛におそわれてしまうんです。

また、水が入ったコップのような冷たいものに触ると、電気が走ったような刺激(痛み)を感じたり、ただの水なのに、飲んでみるとサイダーを飲んでいるようなピリピリとした感じになったりするドライアイスセンセーションと呼ばれる神経障害症状を引き起こします。

このシガテラ中毒は死亡する例はまれですが、関節痛などが1年以上続くこともあるそうです。

シガテラ毒は一般的な食中毒のように加熱しても除去は出来ず、冷凍保存すると毒がなくなるというのも検証の結果、否定されています。

更には、シガテラ中毒の効果的な治療法は未だ確立されていません。

疑わしい魚は食べないことしか予防方法はないようです。

食べる際は、専門家へ相談することをお勧めするとともに、万が一、中毒症状が出た場合は、直ぐに医師の診察を受けるようにしてください。

少しでもお役に立てれば幸いです。

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