日大チア部(応援リーダー部)の30代の女性監督によるパワハラが発覚し、「監督って誰?」「辞任しないの?」と話題になっています。
日大HPから、応援リーダー部の監督の名前は、大野美幸(おおのみゆき)氏であることがわかりました。
大野美幸氏は、女子部員に対する言動がパワハラに当たると認定された後も、日大応援リーダー部監督を続けていて、日大の対応に失望した女子部員とその家族が、代理人弁護士を通じて悲痛の訴えをしたことで問題が明るみにでることとなりました。
日大応援リーダー部の大野美幸監督とはどのような人物であるのか、顔画像や動画、年齢や出身高校・大学などのWiki風経歴プロフィールやパワハラ内容の詳細経緯をまとめました。
*パワハラ報道を受け、日大は8月9日の夕方に女性監督を解任したことを発表しました。
報道されないと処分をしない日大の体制にも批判の声が上がっています。
日大チア部(応援リーダー部)女性監督のパワハラ発覚
【日大競技チア 監督がパワハラ】日大応援リーダー部の女性監督が女子部員にパワハラをしたと、学内の人権救済機関に認定された。内田正人氏が事務局長だった保健体育審議会に解決を求めたが対応しなかったという。 https://t.co/9HMCHKyZSK
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2018年8月8日
日大アメフト部の問題に続いて、日大の応援リーダー部(チア部)で、女性監督が女子部員に対してパワハラをしていたことが発覚しました。
女子部員は日大内の保健体育審議会に仲裁を求めたものの、アメフト部内田正人前監督が事務局長だった保体審は、女子部員に対し何の対応もしなかったため、3月に入って人権救済機関に相談したところ、女性監督の言動をパワハラと認定したとのこと。
日大のパワハラ体質はアメフト部に限らなかったことや、パワハラに対しての大学内のガバナンスが機能していなかったことが指摘されています。
気になるのは、パワハラをしていた日大チア部(応援リーダー部)の女性監督の名前が誰なのかということです。
パワハラが発覚したにも関わらず辞任もしていないようですが、日大の対応はどうなっているのでしょうか。
大野美幸が日大チア部(応援リーダー部)のパワハラ女性監督【顔画像】
日大チア部(応援リーダー部)の女性監督が誰であるのか、日大のHPを調べたところ、監督の名前は、大野美幸(おおのみゆき)であることがわかりました。
日大応援リーダー部は、
部長:野田慶人
副部長;木村政司
監督:大野美幸
と女性監督のみならず監督は大野美幸氏1人であることから、パワハラ監督は大野美幸氏で間違いないでしょう。
大野美幸パワハラ監督の年齢や出身高校・大学は?【Wiki経歴プロフィール】
報道を受けて、日大HPの応援リーダー部のページは削除されてしまったのか、現在はアクセスができない状況になっていましたので、キャッシュで削除前のページを調べました。
こちらが大野美幸監督のカラー画像になります。
名前:大野美幸(おおのみゆき)
年齢:30歳前後
出身高校:日本大学習志野高校
出身大学:日本大学
大野美幸監督は、千葉県にある日本大学習志野高校を卒業後、日本大学に進学し、2011年頃まで日大応援リーダー部の選手だったとのことで、2011年に日大を卒業したのであれば、年齢は1988年生まれの30歳前後と思われます。
2015年の27歳の頃にOGから日大チア部(応援リーダー部)の監督に就任していて、今年、監督3年目を迎えました。
日大応援リーダー部は、2002年(平成14年)に創部され、チアリーディングのチームの愛称は「ディッパーズ(Dippers)」。
大野美幸監督の指導の様子を撮影した動画がこちらになります。
応援リーダー部「いくぞ日大!勝つのはキミだ。」vol.2から抜粋した大野美幸 監督の部分 pic.twitter.com/GxyEFGKiJP
— fabdata (@fabdata) 2018年8月9日
「元気・勇気・笑顔」をモットーに、保健体育審議会に所属する運動競技部を応援します、とのことですが、パワハラを受けた女子部員に笑顔も元気もあるはずがありません。
日大応援リーダー部の練習場は日本大学八幡山総合体育館で、
住所は東京都世田谷区八幡山2-10-2になります。
大野美幸監督のパワハラ内容とは?日大は十分な対応をしていなかった!
日大応援リーダー部の女子部員が綴った悲痛な思いが代理人弁護士を通じて報道各社に送られたことで、今回のパワハラ問題が発覚しました。
女子部員らによると2月5日、全部員の前でこの部員を名指しし「大雪の日に事務員に頼んで練習をなくそうとした」と事実でないことで叱責した。
この前後にも、部員が強豪である出身高校のジャージーをはいていたことを見とがめ「学校の恥。今すぐ脱げ」と怒ったほか、けがからの復帰が遅れているのをうそだと疑い大会に出場させようとした。他の部員からも責められて自殺を考えるほど追い詰められ、大学に通えなくなった。
日本チアリーディング協会によると、今年5月、女子部員の保護者から「娘が度々、パワハラを受けた」と相談があったといいます。
女子部員の説明によると、事の発端は今年の1月の大雪の日でした。
女子部員が練習に向かおうとしたところ、一緒にいた事務員が雪の影響を心配して監督に電話をしたところ、監督はその電話には出ませんでしたが、その直後、監督から応援リーダー部全体に「今日の練習を中止にする」との連絡が届き、女子部員は友人と声をあげて喜んだのだそうです。
そして、翌2月5日、女子部員は監督から、
「なんで お前が練習を無くそうとするわけ?」
「お前に言われなくてもやっとるわ」
と、お雪の日に練習がなくなるよう女子部員が事務員に頼んだ、と事実と異なることを部員全員の前で叱責されたのでした。
さらに、
女子部員が出身高校のジャージを着ていたところ、
「お前みたいにプライドが高くて、過去の栄光にすがりついてるやつには自分の罪を認めることも、反省することも無理だよ」
「本当、学校の恥だよ」
「(高校のジャージを)今すぐ脱げ、二度と履くな」
と怒られたと主張しています。
誰がみても女性監督の言動はパワハラと認定する内容かと思います。
女子部員は当初、被害を日大の保健体育審議会に訴えますが、保体審は「監督と直接話してください」と仲裁に入ることは無かったといいます。
監督と直接話せないからこそ保体審に助けを求めたにも関わらずこの対応ですから、女子部員はさぞがっかりしたことでしょう。
5月に日大アメフト部の悪質タックル問題が大きく取り扱われても、この女子部員への対応はそのままだったようです。
アメフト問題を受けて、大学から生徒への一斉メールで、
「教職員は希望と誇りを持って社会に飛び立てるよう皆さんを第一に考え、教育に専心します。学生の皆さんを必ず守ります。」
との連絡が女子部員にも届きますが、実際、女子部員には何の対応もされないままでした。
7月に入って、ようやく、大学側は態度を変え、女子部員は監督と面会することになります。
面会の席で、女性監督は女子部員にやっと謝罪をしたのだそうです。
女性部員の保護者は日大に対し、娘の名誉回復や他の部員への説明を求めましたが、十分な対応がされなかったため、保護者はチアリーディング協会に相談します。
チアリーディング協会は監督本人を呼び出して確認をしたところ、
監督は、
大雪の日の出来事について、誤解や思い込みがあったとする一方で、一連の発言を大筋で認めたといいます。
女性監督に対する処分などは日大からは発表されておらず、今回、毎日新聞の報道で、女性監督のパワハラ行為や一連のやり取りが発覚することとなりました。
*(追記)報道が出た8月9日の夕方、日大はコメントを発表し、「学生の指導に支障をきたすことが懸念される」との理由で、応援リーダー部監督を本日付けで解任しました。
女性監督も部員時代には同様な「厳しい指導」と説明される環境で育ってきたのかもしれませんが、今はパワハラで育てる時代ではありませんし、昔の指導体制を続けていたら問題となるとは思わなかったのでしょうか。
指導者であるにも関わらず、女子部員の言うことを信用せず、監督である立場を利用して他部員の前で女子部員の人権を損なう言動を続けることで、監督は何がしたかったのでしょうか?
女子部員の成長を真摯に考えていれば、このような事態は避けられたように思います。
そして、日大のパワハラに対する対応にも問題が残ることとなりました。
アメフト部問題の対応も後手後手でしたが、アメフト部に限らずの日大のパワハラ体質が露呈し、アメフト問題の裏で進行していた応援リーダー部の問題には適切な対応がされていなかったことで、今後の日大のガバナンス体制に問題が残る結果となりました。
日大チア部(応援リーダー部)監督のパワハラ発覚へのネットの声
・アメフトの次はチアですか、どうなってんだよ日本大学!?
・日大何やってんだよ。 『100万人の仲間とともに』って人数の多さを自慢してるけど、学生一人一人の人権すらまともに守れないなら意味ないぞ
・日大競技チア部がパワハラ問題だとよ もう日大はパワハラタックル大学に改名してもいいんじゃない?w
・日大チア、この程度のパワハラってザラにあると思う。これで世間に責められるなら、沢山の指導者や経営者などがビビってるだろう。まぁ、良い傾向かもしれない。
・男性監督によるセクハラのリスクは女性監督で解決できそうだけど…パワハラは女性監督でもリスクあるんだね。
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