その明るくて自由奔放な個性的キャラクターで人気の料理愛好家の平野レミさん。
平野レミさんの息子(長男)の和田唱さん(40)と女優の上野樹里さん(29)の結婚が発表されました。
2人は先月4月11日に熱愛報道されたばかりでしたが、上野樹里さんの30回目の誕生日である5月25日に入籍をされました。
結婚の報道を受けて、和田唱さんの母親が平野レミさんであることを始めて知った方も多いようですね。
平野レミさんのことって、知っているようで知らないことが多いです。
平野レミさんのもう1人の息子(次男)や旦那はどんな方なのでしょうか。
平野レミさんの驚きの家柄や先祖についても見ていきたいと思います。
平野レミの家柄や先祖が凄すぎた!
平野レミさんのプロフィール
本名: 和田レミ(旧姓 平野)
生年月日: 1947年3月21日(69歳)
出身地: 東京都台東区(千葉県松戸市育ち)
血液型: О型
職業: タレント、シャンソン歌手、料理愛好家
平野レミさんの自宅のリビングにあるピアノの上にはセピア色のポートレート真が飾ってあるんだそうです。
その写真に写っているのは、平野レミさんの父方のおじいさんのヘンリイ・パイク・ブイさん(1848年3月5日―1920年12月21日)。
ヘンリイ・パイク・ブイさんは、億万長者で、庭園愛好家、美術支援者として日本美術にも通じたフランス系アメリカ人で、親日の功により明治天皇から勲二等旭日重光章を授与された偉人なんです。
平野レミさんは、アメリカ人の血が4分の1のクォーターなんです。
なるほど、言われてみれば平野レミさんってくっきりした目鼻立ちをしていますよね。
そして、平野レミさんの父親は、フランス文学者で詩人の平野威馬雄さん(1900年5月5日-1986年11月11日)です。
平野威馬雄さんは、ハーフであることから幼少期や幼年期にいじめを受けていたそうですが、やられるだけではなく反撃をするような少年だったようです。中学生の時には既に日本の古典からフランス語の原書までを読みこなすほどの文才があり、十代からの著書、訳書は約380冊に及ぶそうです。
平野威馬雄さんは、父親のヘンリイさんから「家なき子」の主人公の名前のレミと呼ばれて育ったのだそうです。
平野威馬雄さんの代表作の「レミは生きている」は、ハーフとして生まれた平野威馬雄さんの告白的自伝小説で、第6回サンケイ児童出版文化賞を受賞しています。
生涯2度結婚して9人の子どもがいます。平野レミさんは長女になります。
平野威馬雄さんの教育方針からレミさんはノビノビと育てられたようです。
叱れば内緒でやるようになると、幼少のレミさんが万引きをした時は、わかんないようにやるようにと注意しただけだったんだそうです。同じ理由でカンニングもどんどんさせていたんだとか。
明るい性格で会話好きだった平野威馬雄さんの自宅には、威馬雄さんを慕うフランス人がたくさん訪れていたそうで、歌を歌うことが好きだったレミさんは、威馬雄さんのリクエストで覚えたてのフランス語で皆の前で歌を歌うようになったのだそうです。
娘のレミさんに歌手としての才能を感じた威馬雄さんは、レミさんにプロの先生である佐藤美子さんにシャンソンを学び、レコードデビューします。
TBSラジオでは、昼のワイドラジオ番組の1コーナーを久米宏さんと担当していて、ラジオから流れる平野レミさんの声に惚れこんんだのがレミさんの旦那となる和田誠さん(80歳)でした。
平野レミの息子や旦那はどんな人?
久米宏さんと知り合いだった和田誠さんは、一目惚れした平野レミさんを紹介してくれるよう久米さんに頼みましたが、久米さんはおススメしないと言わんばかりに断られたんだそうです。
和田誠さんは次に知り合いのディレクターに紹介を頼んだところ、紹介してもいいけど責任を持ちませんよ、と言われたのだそう。責任を持たなくてもいいから、と告げて紹介してもらったんだそうです。
平野レミさんっていったい久米宏さんや、ディレクターさんからどんな風に思われていたんでしょうか。
その頃から、きっとほかの人にはない個性的なキャラクターだったんでしょうね。
和田誠さんにとっては平野レミさんは思った通りの人だったようで、レミさんに熱烈なアプローチをした結果、平野レミさんは和田誠さんと出会って10日で結婚を決めます。1972年、平野レミさん25歳、和田誠さん36歳の時でした。
和田誠さんは今や大御所のイラストレーターで、映画監督、エッセイストでもあります。
イラストレーターとしては1977年から「週刊文春」の表紙を現在に至るまで担当しています。「ゴールデン洋画劇場」のオープニングのイラストも和田誠さんの作品です。
映画監督としては、監督第2作の「快盗ルビイ」(小泉今日子主演 1988年)でブルーリボン賞を受賞しています。
和田誠さんと平野レミさんの間には、息子が2人います。1長男の和田唱さん(40歳)と次男の和田率さん(36歳)です。
長男の和田唱さんは、今回、上野樹里さんとの結婚で話題となった方で、ロックバンド「トライセラトップス」のボーカル・ギターを担当しています。
次男の和田率さんは、慶應大学卒業後、電通でCMプランナーを経て、現在は、母親である平野レミさんをスーパーアドバイザーに迎えた株式会社remyで起業されています。
和田率さんの嫁は、和田明日香さん(29歳)。高校時に生徒会長でミス立教となる頭脳と美貌を持ち合わせていて、学生だったときに和田率さんと結婚して、平野レミさんと同居の元、料理の修行を重ねて、今は食育インストラクターとして活躍しています。和田率さんとアスカさんの間には、3人のお子さんがいらっしゃいます。
長女のコナちゃんは、平野レミさんにとっては初孫。コナちゃんの名前は、レミさんと同じ画数ということでつけられたんだそうです。
料理愛好家 平野レミが出来るまで
2人の息子さんを出産後、平野レミさんは一時期、育児と主婦業に専念していましたが、そのことが現在の料理愛好家へと繋がることになりました。毎日、息子のため、旦那のために料理を作るレミさん。もっとおいしいものを作ろうとどんどん腕をあげていったそうです。そんな時に、料理の仕事が舞い込んできたのでした。雑誌「四季の味」のリレー・エッセイでした。
レミさんは、いつも作っている手料理のことを書いたところ、好評となり仕事が増えていったのだそうです。
その時のレシピの1つがこちらになります。
平野レミらしいレシピ「牛肉とトマトのグチャグチャ煮」。もう料理名だけで浮かびませんか、平野レミがグチャグチャと汚らしく料理している様が。(昭和52年「四季の味」秋号より) pic.twitter.com/87kWpnNf2n
— ミワ (@muku_muku_miwa) 2016年5月26日
1977年の「四季の味」秋号に掲載されたレシピ「牛肉とトマトのグチャグチャ煮」。
こんなレシピがあったら目をひきますよね。見た目もきれいすぎないので私にも出来そうって思えるし。
そしてテレビNHK「きょうの料理」に出演となります。
初出演の時に作ったのが、この牛肉とトマトの料理だったそうです。
いつも通りのやり方で、トマトを手でつぶしたところ、放送後、NHKには抗議の電話がたくさんかかってきたんだそうです。
レミさんは、番組プロデューサーから注意を受けますが、自分のやり方しかできないとつっぱねたのだそう。
もう番組には呼ばれないだろうと思ったところ、「平野レミの料理番組はユニークでおもしろい」との批評が新聞欄に載ったことで、辞めることなく料理の仕事が現在も続いているのだそうです。
平野レミさんは自身を料理研究家ではなく、料理愛好家と呼ぶ理由をこう語っています。
昔はさー、料理愛好家って言葉がなくて、みーんな研究家になってたの。
でもさ、料理は別に研究なんかするもんじゃなくてさ、歌いながらね、作ってゴックンして美味しければ幸せってもんだから、料理愛好家でいきたいって言ったのよ。
家庭愛好家でも、夫愛好家でもあるしね。
なんともレミさんらしいですよね。
今回、長男の和田唱さんが上野樹里さんと結婚して、レミさんには新たな義娘が増えました。
上野樹里さんもこれから平野レミさんの愛情いっぱいの料理の数々を伝授されていくことでしょうね。
まずはやっぱり手でぐちゃっとやる牛トマレシピから教えるのでしょうかね。
コメント