「ゴミ屋敷とトイプードルと私 #港区会デビュー」の最終話となる第7話が12月28日に配信されたので、ネタバレあらすじと感想を紹介しています。
主人公のサヤや正体が明らかとなったミサキや詩織の結末は如何に?サヤはストーカー88と一緒になる!?そして、次号からは新章が始まることが発表されました。
ゴミ屋敷とトイプードルと私 #港区会デビュー 第7話の作品情報
【配信】
2018年12月28日(金)
【収録雑誌】
ワケあり女子白書 vol.16
【著者】
池田ユキオ
【作品概要】
選ばれた女の子になりたかった。SNSの中で輝く「港区女子」に…!憧れの世界で充実していたサヤの「映え女子」ライフは、裏切りと格差の前に崩壊していく…。SNS依存女子の歪んだ承認欲求を描く話題作「ゴミ屋敷とトイプードルと私」(池田ユキオ)#港区会デビュー編、第7話!
ゴミ屋敷とトイプードルと私 #港区会デビュー 最終話!第7話のあらすじネタバレ
派遣の中山泉ことmisakiから、自分と同じになるには「生まれ直さなきゃ無理」とダメ押しされたサヤでしたが、
建物に入る前にmisakiは思い出したかのように、恋人だった徳井と結婚していれば勝ち組になれたのに、なぜ手放してしまったのか?とサヤに質問します。
派遣の中山泉と徳井は仲の良い関係に見えましたが、徳井は超一流企業の中山物産の社長令嬢のmisakiの選ぶ相手ではないと分かったサヤは「勝ち組」とつぶやきながら笑みを浮かべるのでした。
サヤが徳井の部屋で待ち伏せ!
その夜、徳井が自宅に帰ると、サヤが裸エプロンで料理を用意して待っていました。
「おかえりなさい、あなた♡ ごはんにする、お風呂にする?それとも…」と若妻気取りのサヤですが、下手くそな料理はドロドロで、結婚したら港区にマンションを買おうよと自分勝手なサヤに徳井の気持ちが動くはずもなく、警察に通報されてサヤは逮捕されてしまいます。
中山泉を突き落とした犯人が明るみに!
その翌日、中山泉が契約終了で電報堂営業部を退社することが発表されました。
営業部の皆を前にお別れの挨拶をする泉は、「みなさんに優しくして頂いて」と感謝の意を述べますが「ただ1人を除いて」と、録音したテープを再生します。
録音は林田詩織と後輩女子のその日の化粧室でのやり取りで、
派遣の中山泉を階段から突き落としたのが自分(詩織)であると告白したものでした。
林田詩織は、活躍する中山泉が生意気だということで、営業部の女ボスが誰なのかを分からすために中山泉を階段から突き落とし、その罪をサヤに擦り付けたのでした。
しかも嘘をつきとおせばいいものの、後輩女子には自分がやったことをつい化粧室で自慢してしまい自爆したのでした。
それでも詩織は、先輩の立場を利用して後輩の口を封じようとしますが、後輩女子は、中山物産にヘッドハンティングされて転職するため、それも無駄に終わりました。
派遣の中山泉の本当の名前は、中山美咲(みさき)で、父親は超一流企業の中山物産の社長で、身バレを防ぐため名前を変えて電報堂で働いていたのでした。
中山美咲は詩織に対し、弁護士の力を使えば、傷害の慰謝料で破産させることもできるし、服役するかと迫りますが、「ちゃんと謝る」なら許してあげると言われ、詩織は営業部のみんなが見ている前で美咲に対し土下座して謝るのでした。
ストーカー88の正体とサヤの結末は?
#港区ライフサイコー
#うちから見えるヒルズ
#港区在住
#港区勤め
#港区女子
窓から望む六本木ヒルズの写真をフォトスタグラムに投稿するサヤは念願の港区在住となりましたが、住んでいるのは六本木のおんぼろの木造二階建てアパートの1室で、禿おやじの男性と2人で暮らしていました。
パチンコに行くために2万をねだる禿おやじは、港区会で知り合ったパパ活の相手の元ZAZACITY社長の児玉でした。
児玉はその後、事業に失敗して倒産し、家族にも見放され、現在はサヤのヒモになっていたのでした。
頭もヅラで現在は禿おやじ、そしてこの児玉こそが、ストーカー88でした。
正直なところ児玉は気味が悪いものの、部屋を紹介してくれてなんとか港区に住めていることや、落ちぶれる前のキラキラしていたサヤのことを知っている唯一の存在であることから、サヤは児玉から離れられないでいました。
仕事は六本木のキャバクラは面接で落とされたものの、港区以外で働くつもりはなく、自宅近くのスーパーのレジ係として働いていました。
「見ているよ。」謎の女性の登場で新章へ!
すっかり老け込んだ顔となったサヤのフォトスタグラムのフォロワーは今や17人しかいませんでした。
そのサヤのフォトスタグラムに「見ているよ。」とコスモスの花のアイコンの持ち主からメッセージが入りました。
サヤが投稿した六本木ヒルズのフォトスタグラムの写真をみながら、
「見ているよサヤ・・・ 大丈夫、あなたはひとりじゃないから。」
とつぶやく女性の横顔が。(サヤの先輩の明日香?)
その傍らにはコスモスの花が飾られていました。
次号の新章につづく
ゴミ屋敷とトイプードルと私 各話 | ||||
---|---|---|---|---|
明日香編 | 港区会第1話 | 港区会第2話 | 港区会第3話 | |
港区会第4話 | 港区会第5話 | 港区会第6話 | 全巻を無料で読む方法 |
ゴミ屋敷とトイプードルと私 #港区会デビュー 第7話の感想と新章予想
ついにサヤが主人公の#港区会デビュー編が結末となりました。
最後に勝ち残ったのが根っからの金持ちの中山美咲という結末が夢も何もないように感じてしまうのですが、それが現実、身の丈に合った幸せを求めろということなのでしょうか。
イケメンで前途有望の恋人の徳井からプロポーズをされるも、それで満足せず、さらに上のセレブ生活に憧れるも、港区に住んだりブランド品を買ったりの豪華な毎日を送る資金的余裕はなく、パパ活に身を落とし、先輩の詩織の裏切りもあり、恋人も会社のキャリアも失ってしまったサヤ。
それでも港区在住、港区勤務に拘り、その実は六本木のオンボロアパートで、仕事はスーパーのレジ係の有様。
落ちぶれたサヤのSNSを見る人は誰もいなくなったからこそ、
最後に届いた「見ているよ。」のメッセージに喜ぶサヤの笑顔が痛々しかったです。
思い返せば、港区会デビュー編第1話では、サヤが援交写真をバラまいて貶めた先輩の明日香が、その後も誰も見ていないSNSを更新していることを笑っていたサヤでしたが、同じ穴のむじなとなってしまいましたね。
しかも、その時の明日香の投稿は、今回の第7話の最後に出てきたコスモスの画像でメッセージはポエムとなっていました。
Flower
見ているよ。
あなたの頑張りを
あなたの美しさを
あなたの素晴らしさを
見ているよいつかまた
大輪の花を咲かせる日まで・・・
これは新章が、復活した明日香の話しとなることを予期しているのでしょうか。
来年1月から始まる新章が楽しみですね!
ゴミ屋敷とトイプードルと私 #港区会デビュー 第6話までのあらすじネタバレ
広告代理店「電報堂」総務部のサヤは、会社でイケメンで将来有望な徳井からプロポーズをされますが、総務部から営業部への異動をきっかけに、営業部先輩の林田詩織に港区会に誘われ、港区女子のキラキラした世界に足を踏み入れることとなりました。
セレブ生活に憧れた結果、パパ活と毎夜のパーティーに明け暮れるサヤは、社長たちと寝ることで仕事を獲得し営業成績ナンバー1となり、目標とするフォトスタグラマーmisakiに近付いていると感じますが、彼氏の徳井とのデートはドタキャンしてばかりで、徳井はサヤの元を離れ、地味な派遣の中山泉と親しい関係となります。
そんな時、サヤのSNSの裏垢なるものが拡散され、サヤのパパ活の一部始終が公の元に晒されてしまいます。
パパ活で勝ち取った仕事は全てキャンセルとなり、一方で派遣の中山泉は実力で売上トップとなり、サヤは派遣の中山に資料の入力を頼まれるまでに落ちぶれます。
仕事も彼氏も奪う中山に恨みを募らせる中、中山が会社の階段で誰かに突き落とされてしまいます。
犯人と疑われたサヤは、残業をしていた証拠をSNSに投稿していましたが、その画像には内部情報が写っていてクライアントから大クレームを受け、パパ活の再拡散もあり、会社を停職処分となってしまいます。
ゴミ屋敷と化した自宅で1人カップラーメンをすするサヤはストーカー被害にあっていることさえもSNSのおいしいネタとして投稿するのでした。
サヤは憧れているmisakiにストーカー被害にあっていることをSNSで相談しますが、返信がないことに苛立ちmisakiを中傷するコメントを入れた結果、misakiにブロックされてしまいます。
居てもたってもいられなくなったサヤは、misakiに会いたいと、misakiのお気に入りのバーを訪れます。
しかし、そこにいたのは港区会のメンバーでした。
そこでサヤは、自分の港区会での役割が、他の女子たちの代わりに金持ちパパたちを満足させる生贄で、皆から「港区公衆便所」と呼ばれていたことを先輩の林田詩織から明かされます。
林田詩織は、狙っていた徳井をサヤに取られたことが気に入らず、サヤを港区会に誘ったのでした。
そして、サヤのパパ活の写真を撮って裏垢で流出させたのも詩織の仕業でした。
詩織の妬みはサヤだけでなく、派遣の中山泉にも向けられていました。
中山を階段から突き落としたのは詩織だったのでした。
罪をなすりつけられたサヤは詩織に激怒しますが、店から放り出されてしまいます。
そこへ高級車から降り立ったmisakiが登場しました。
misakiの正体は派遣の中山泉でした。
中山泉の父親は超一流企業の中山物産の社長で、来年、婚約者と結婚をして会社を継ぐまでに色々な経験をするようにとの父親の勧めで、身分を隠して電報堂営業部に派遣社員として入ってきたのでした。
中山泉が本物のmisakiと知ってすり寄るサヤに、misaki(中山泉)は、「見せかけの輝きに惑わされて自分を見失った可哀想な人」とサヤに言い捨てます。
なおも食い下がるサヤに、misakiは、「同じになるには生まれ直さなきゃ無理」とダメ押しするのでした。