「35億」のキャリアウーマンネタで大ブレイク中のブルゾンちえみさんに、そのセリフが本からの盗作ではないかとのパクリ疑惑が持ちあがっています。
パクリ元とされる本の名前とは、作者が占星術師で実業家のKeikoさんの2015年の著書で、題名が「Keiko的、本物の愛を手に入れるバイブル 「出会うべき人」に、まだ出会えていないあなたへ」です。
最愛の彼と巡り合い幸せになりたい女性向けの自己啓発本で、ある本の持ち主が、ブルゾンちえみさんのネタのセリフと本の内容が似通っていることをネットに投稿したのがパクリ疑惑の始まりとされています。
パクリ元とされている本を購入して、ブルゾンちえみさんのネタのセリフと比較してみました。セリフだけではなく、上から目線で恋愛指南をするというキャリアウーマンキャラ自体も作者のKeikoさんをパクリと言うより、オマージュしている印象がありました。詳細を見ていきたいと思います。
ブルゾンちえみのネタは「Keiko的バイブル」本のパクリかオマージュか
ブルゾンちえみさんのネタのパクリ元とされる本とはこちらになります。
本の題名は「Keiko的、本物の愛を手に入れるバイブル 「出会うべき人」に、まだ出会えていないあなたへ」で、本の作者は占星術師で実業家、本の中ではソウルメイト研究家と紹介されているKeiko(有泉恵子)さんです。
Keikoさんにはたくさんの著書があり、パクリ元の本とは2015年10月に発売されたもので、Keikoさんの人気のアメブログ「Keiko的、占星術な日々」の内容をまとめた一冊で、最愛の彼と巡り合い幸せになりたい人に向けての自己啓発的な恋愛指南本です。
ブルゾンちえみさんのネタも後輩に向けての上から目線の恋愛指南となっていて、このあたりも似通っているな、という印象です。
ブルゾンちえみさんは、Keikoさんのことをすごく尊敬しているとのことで、この本についてももちろん知っていて、パクリというよりも、ネタのインスピレーションをKeikoさんから受けていると説明しています。
ブルゾンちえみのネタのパクリ疑惑「花は自分からミツバチを探しに行きますか?」「人の細胞は60兆」
ブルゾンちえみのネタはパクリだった!?元ネタとされる占い本の画像が出回る – https://t.co/ISLQceUo42 pic.twitter.com/qekXGvQkrf
— Re:file(リファイル) (@gbbbsjp) March 28, 2017
パクリ疑惑が持ち上がっているのは、まずはブルゾンちえみさんの1番のブレイクネタであるキャリアウーマン「35億ネタ」の冒頭のセリフになります。
ブルゾンちえみ「あー、女に生まれてよかった!」
どうも、効率的な仕事ぶり、充実した私生活、キャリアウーマンです!
独り身で寂しい働きウーマンのみんな、
自分から「狩り」に出ないと男できないと思ってない?
じゃあ、質問です。
「花は自分からミツバチを探しに行きますか?」
「探さない、待つの」
そして、Keikoさんの本の内容がこちら。
「ソウルメイトは探さない」
・・・(略)
女性は、自分からオトコを探しに行っちゃだめ。探すんじゃない、準備するの。
花は自分からミツバチを探しに行ったりはしないでしょ?
引用元:「Keiko的、本物の愛を手に入れるバイブル 「出会うべき人」に、まだ出会えていないあなたへ」 227p
そして、もう一つは新ネタの「細胞レベルで恋してる?」の「60兆ネタ」になります。
ブルゾンちえみ「彼氏にプロポーズされたけど、本当にその彼でいいのか悩んでる?」
悩んでるって時点で、もう答えは出てんじゃない?
女の体は本物を知ってる。
もし、その彼が本当の運命の相手なんだったら、
あなたの細胞一つ一つが喜びのサインを出してるはずよ。
「細胞レベルで恋してる?」
細胞が喜んでないなら、その彼、きっと運命の人じゃない。
ちなみに人って細胞いくつあるか知ってる?
「60兆」
そして、Keikoさんの本の内容がこちら。
「彼は私のソウルメイトでしょうか?」
・・・(略)
人にきかなきゃならないほど不安になるっていう時点で、その人はすでにソウルメイトじゃない。
・・・(略)
その人がホンモノであれば、あなたの60兆個の細胞がこぞってこう叫ぶはず。
「Yes, he is!!」引用元:「Keiko的、本物の愛を手に入れるバイブル 「出会うべき人」に、まだ出会えていないあなたへ」 643p
運命の人かどうか悩んでいる時点で答えは出ている=ソウルメイトではない。
相手が本物であれば60兆個の細胞が喜びのサインを出す=「Yes, he is!!」
ネタの内容そのものも酷似しているだけでなく、Keikoさんの本を読んでいると口調も、ブルゾンちえみさんのネタの口調とよく似ているように思われます。ブルゾンちえみさんのネタにあるキャリアウーマンはKeikoさんがモデルだと思ってよさそうです。Keikoさんが本やブログで行っている恋愛指南をキャリアウーマンネタとして流布しているのがブルゾンちえみさんということになりそうです。
コメント