2016年7月24日、第98回全国高校野球選手権島根大会決勝で、甲子園出場をかけて出雲高校と立正大淞南高校が対戦しました。
試合は出雲高校が6対1で優勝し、春夏を通じて初の甲子園出場が決まりました。
優勝決定の瞬間、出雲高校野球部のメンバーがマウンドに集まり盛り上がる一方で、キャッチャーの林捕手がとった行動が素晴らしいとネットで話題になっています。その捕手の名前は林将広選手です。
詳細を見ていきましょう。
出雲高校野球部キャッチャー、林捕手の甲子園出場を決めた直後の行動とは
2016年7月24日の高校野球島根大会決勝で、出雲高校と立正大淞南高校が対戦しました。
シード校を次々に破る活躍を見せた出雲高校は、決勝では2回のスクイズを成功させ、小刻みに得点を重ね、6対1で甲子園出場の優勝を決めました。
その瞬間、出雲高校のスタンドからはメンバーがマウンドに集まり、選手たちは歓喜に沸いていましたが、その中に出雲高校の林将広捕手の姿はありませんでした。
林捕手はどこに行ったかというと…
試合の最後は、サードライナーを三塁手がしっかりキャッチして試合終了となったのですが、対戦相手の立正大淞南高校の選手がショックで膝をついてうなだれて動けないでいるところを、林将広捕手は、その相手のバットを拾い上げ、立正大淞南高校のベンチまで届けていたのでした。
林将広捕手のその冷静な行動を観た観客からは、Twitterを始めとするネットに賞賛の声が上がりました。
出雲高校キャッチャーは
優勝が決まった瞬間なのに
相手のチーム淞南の
バットをベンチまで片付けに行って
マウンドでチームメイト
盛り上がってるのに
その中に入ってない。
かっこいいなあ。
こういう行動、、、。
尊敬する。— カリノラムギス (@aaaaaaaaaa_p_l) 2016年7月24日
あと、優勝した瞬間の出雲高校キャッチャー君の立ち振る舞い。カッコよすぎでした。
— kanabra (@kanabura37) 2016年7月24日
そーいえば。
出雲高校野球部
優勝おめでとう
ほんまにかっこよかった
最後サードの人感動した。
それ以前に優勝決まった瞬間
皆んなマウンドにはしっていったけど
キャッチャーだけ、湘南のベンチにバット持って行ってて、それが一番感動した。#出雲高校キャッチャーまで届け#鬼拡散希望— とわやん (@1007Towatan) 2016年7月25日
勝っても驕らず、対戦相手に敬意を示すかのような行動を自然とすることができる。
常日頃からの行いもきっと良い選手であることがうかがえます。
山高の愛称で知られる出雲高校は、全国的に知られる出雲大社から約10キロの場所にある県内でも有数の進学校で、偏差値は59~64と、文武両道に優れた高校です。
甲子園でもきっと感動する試合を見せてくれることでしょう。その日を楽しみに待ちたいと思います。
*「夏の甲子園」では出雲高校は、8月7日(日)大会1日目の第2試合13時から、奈良県の智辯学園高校と戦いました。善戦しましたが1対6で敗退となりました。
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