【音楽チャンプ】琴音(新潟・高校1年生)の初登場から現在まで!審査員コメントや歌唱動画・プロフィールまとめ「明日への手紙」や「花」「糸」は聴いた?

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琴音さん(16歳)が2018年2月4日「音楽チャンプ」に初登場してから打ち切りギリギリの3月11日にグランドチャンプになるまでの歩んできた軌跡を「明日への手紙」や「「糸」などの歌唱動画や審査員コメントと共に追っていきます。

琴音さんは新潟県長岡市在住の高校1年生のシンガーソングライターで、「音楽チャンプ」では”新潟の天才女子高生“として知られています。小さい頃からおとなしく笑顔が苦手だったという琴音さんは、歌でなら自分を解放でき、感情を表現することができる女の子。歌で人の心を動かすことが何よりの喜びと語っています。

2月11日の放送では、そんな琴音さんの世界観にびったりハマった「明日への手紙」を歌い、辛口で有名な審査員の菅井秀憲さんの胸をも打ち、涙させました。

森公美子泣かされた。琴音ちゃんの世界の中にずるずると惹きこまれちゃって、何も書いてない」

田中隼人女神が降りてきたのかと思うくらい惹きこまれました。すごい歌だった!」

菅井秀憲「彼女は多分、自分の為に歌っている。あなたが自分の為に歌うことで、ここまで周りの人に響かせられるのは奇跡だと思います。」

ここでは、琴音さんの「音楽チャンプ初登場(2018年2月4日)から現在(2018年3月11日)までの軌跡と、琴音さんの本名や経歴などのプロフィール、「音楽チャンプ」以外のライブ活動まで、動画付きでまとめていきます。

琴音(新潟・高校1)のプロフィール

本名:山畑琴音(やまはたことね)
生年月日:2002年1月7日(現在、16歳)
新潟県長岡市在住の高校1年生
家族:父、母、弟

小さい頃から内気な性格で、笑顔が苦手だったという琴音さんは、小学4年生の時に勇気を振り絞って出場した地元のカラオケ大会で優勝し、歌う喜びに目覚めます。人から自分が認めてもらえる、褒めてもらえる喜びを教えてくれたのが歌でした。

「自分がそもそもそんなに人と仲良く関われなかったので、歌を通して人と話せるようになったり、自分にとっては歌は大事な存在」と語ります。

MC村上信五「(琴音さんの母親に向かって)琴音さんはいつも内気なんですか?」

母の礼子さん「うーん、はい。私が一番喋るんですけどね。」(会場・琴音さん爆笑)

MCの村上信五さんや審査員のコメント中も無表情な琴音さんが、この時は、爆笑されていました。

琴音さんにとってお母さんはリラックスできる存在のようです。

こちらはプライベートな琴音さんの学校での様子になります。

琴音さんの通っている高校はどうやら制服が無いようです。ということは、「音楽チャンプ」の制服姿はテレビ側からのリクエストでの女子高生シンガーの演出?なのかもしれないです。

番組を見ていて、琴音さんについて思うのはいつも謙虚な姿勢であるということ。

チャンプ決定戦での意気込みを聞かれた琴音さんは、
「対戦する人はみんな素敵な人なので、以前までの自分を超えられるように頑張りたいと思います。」とコメントしています。同じプロの歌手を夢見るライバルをリスペクトし、相手に勝つのではなく己に勝つことを信条としているように見受けられます。

こちらは琴音さんが「音楽チャンプ」に初登場する前の2月1日のツイッター投稿です。
家族や応援、出演情報の拡散をしてくれる方への感謝が綴られています。

そしてこちらは、2月4日の「音楽チャンプ」初出場後の琴音さんからのコメントです。

それでは早速、「音楽チャンプ」の軌跡を追っていきたいと思います。

琴音の「音楽チャンプ」の軌跡【動画】

2018年2月4日 衝撃の初登場!

琴音さんが「音楽チャンプ」に初登場したのは2018年2月4日の「第4回歌唱チャンプ」で、当時のチャンプ(優勝者)である川村海月さん(高3・北海道)の対戦相手を決めるための予選(1回戦)と決勝戦、そしてチャンプ決勝戦と3回歌唱し対決をしました。

★1回戦:ひまわりの約束(秦基博)


得点:179.864点
正確性審査:95.864
表現力審査:84(20 21 22 21)

初登場の予選1回戦で秦基博さんの「ひまわりの約束」を歌った琴音さんには審査員全員が20点以上の高評価をつけました。

田中隼人「一言でいうと、おもしろいなと思いました。母音をはっきり言わない歌い方というか、どの母音もちょっと同じように聞こえる歌い方、例えばUAさんとか、そういう歌い方すると思うんですけど、なんかそれがね、アカデミックに言うとダメなところで直されたりするんだけど、それがものすごくオリジナリティになっていて、たたずまいというか、キャラクタ―的にも歌とのギャップがものすごくあるじゃないですか、すごくアーティスト像が見えやすいというか、売り出しやすい気がするんですよね。」

菅井秀憲「一言で言うと、琴音劇場を見せてもらった感じがする。要するに、ステージを全部、もってっちゃいました。普通は「歌詞を分かるように喋って」と常に言うんだけど、あなたの場合は、物凄く暗いんだけども優しさを感じるんですよ。声にね、優しさの中に強さも見えるんですよね。優しさと強さが混在してどろどろして見えてる。これから人間ってなんなんだろうか、人とのコミュニケーションってなんなんだろうか。でも、私のこのナイーブさって、物凄いオリジナリティだと思うし、ナイーブなことは決して、悲観することでもなく、ネガティブになることでもなく芸術家ってそういう人も多いので、芸術的な音楽をやっていけるんじゃないかなって思いました。」

★決勝戦:空と君のあいだに(中島みゆき)


得点:181.969点
正確性審査:95.969点
表現力審査:86点(22 24 21 19)
審査員コメント:
森公美子「ほんとにいい声してるし、この声でずっと歌ってててほしいぐらい良い声してるの。もっと外してもいいから叫ぶ声がほしかったり、そこが感動だと思ってて、これからいい先生にで会ってね、それを構築していけば、あなたは素晴らしい歌手になると思う。本当にねミリオンセラーの歌手になっていくと思う。」

杉山勝彦「僕は、めっちゃくちゃ好きです。プロに向くと思います。それはなぜかと言うと、音楽でプロになるということは、それでご飯をたべていくわけで、なりたい人はいっぱいいるわけですよ。その誰もがなれる仕事ではなくて、どれだけ自分が音楽に向き合ったかと思うんですよ。それってどれだけ孤独になれる心の体力があるのかだと思っていて、で、16歳にしてすごく自分と向き合ってこられた人なんじゃないかなと思って、意志の強さに感動して、僕は、そのまんまの延長線が見たいなと思いました。」

菅井秀憲「僕は常に思うんですけど、悲しい歌ほど笑って歌えって。楽しい歌ほどそのまま笑うなって。そういう逆ってあるじゃない。悲しいから悲しまま歌っていいのか、もしかしたら楽しいけど、心は泣いているかもしんない。なぜそれを感じるかというと、最初から最後まで悲しい顔して歌っているのよ。そういう世界にいけるイマジネーションを持っている。歌詞の読み込みをもっとして、間違った発声法でもいいから歌ってみたらって僕は思うけどね。」

★琴音の発声練習
琴音さんが歌唱する前の発声練習について審査員の菅井秀憲さんがこうコメントしています。

菅井秀憲「僕、いつも気になるのが、そこでやる発声練習がすごい独特な時間で、アレがすごい芸術だといつも思ってて、あの発声練習でなんかCDでも作ったら、「なんだこの発声練習!?」って思うぐらい面白い」

その発声練習がこちらになります。

★チャンプ決勝戦(課題曲):Hello, Again 〜昔からある場所〜(JUJU)


得点:175.429点
正確性審査:95.429点
表現力審査:80点(20 20 23 17)
審査員コメント:
田中隼人「ちょっと不思議なキャラクターと歌声のギャップが僕は凄く好きなんですよ。トークとかおしゃべりするのが苦手だけど、メロディにのせてだったら、自分の感情を表現できる、みたいな、こうあり方がすごくいいなと思っていて、今日の歌もそういうところがものすごく出てたなと、思って結構、感激しました。」

森公美子「琴音ちゃんの声のハスキー部分の声にちょっと鼻声が乗った感じがね。とっても私は好きだったのえn。切なさを歌う曲にすごくあっているんだなあとおもったんですけど、いい声してるのよやっぱり、あなたは無二の人なのよ。この声を持っている高校生はいないって。それだけは自信もって」

菅井秀憲「音にのせて表現するのが上手なんだと思う。じゃあ、もっとこの音で表現できるようにね、言葉わかんなくてもついでに聞いとく「リグレット」って何?」
琴音:後悔
菅井秀憲「そうやんな、その後悔さをちゃんと音にのせられればスゴイ歌手にならない?常に常に評価される前に上を目指せば言い訳で、評価される前に上を目指したほうがいいと思うんだよ、そしたら僕たちはもっとあなたに惹かれると思うんだよ。十分、その素質はある。私達がこう笑ったり泣いたり、あっと驚いてしまって、ここで何も点数を入れるのも忘れるぐらい絶句してしまうような歌を歌ってほしい。そういう番組になればいいなとボクはいつも思ってます。」

森公美子さんの得点は、対戦相手に23点、琴音さんの評価は20点でした。
だからか、コメントも、琴音さんが負けてしまうけど、すごいものを持っているからがんばって、との励ましの言葉に聞こえます。
反対の評価だったのが田中隼人さんで、対戦相手が21点で、琴音さんが23点でした。

菅井秀憲さんともう1人は2人とも同点で、表現力審査では琴音さんが1点負けていましたが、正確性審査で1.328上回っていたため、0.328差で琴音さんが辛くも勝利となりました。

そして、その翌週の琴音さんは、菅井秀憲さんが願った通り、審査員の心を動かし涙させる歌を歌い伝説が始まります。

2018年2月11日 「明日への手紙」


得点:188.736点
正確性審査:94.736点
表現力審査:94点(24(森公美子)23(大本京)24(田中隼人)23(菅井秀憲))
審査員コメント:
森公美子泣かされた。琴音ちゃんの世界の中にずるずると惹きこまれちゃって、何も書いてない」「アカペラの時に、時が止まったかのように、ずっとあなたの所に集中した。未来から誰かに手紙をもらったっていう気持ちになっちゃう。素直に聴けた」「これを作った池田綾子さんって知ってるんですけど、池田綾子さんに曲を作ってもらえばいいと思ったくらい。私、綾ちゃんに言っとくわ」
田中隼人「一言でいうと、女神が降りてきたのかと思うくらい惹きこまれました。すごい歌だった」「アカペラのところ、アドリブだよね。アドリブと言うか元々無いメロディー。カラオケで採点してるのにもかかわらずそういう事しちゃうし。そこで僕は、あ、もうこれは持ってかれたなと本当に思って」
大本京「何回もゾクゾクゾクゾクっていうのが来たんですよね。それぐらい声の魅力、あなたの世界がきらめいていた。素晴らしかった」
菅井秀憲「幻影のような声にも関わらずものすごく芯がある。声の芯ではなく、精神自体の芯だと思う。」「音無き所に音がどんどん聴こえてくるような気がして、時空を操れる女の子」「彼女は多分、自分の為にうたっている。人のために歌えってよく言うんですけど、それはコントロールであって、自分のためにうたっていくべき。あなたが自分の為に歌うことで、ここまで周りの人に響かせられるのは奇跡だと思います。」

2018年2月25日 「魂のルフラン」


得点:175.627点
正解性審査:93.627点
表現力審査:82点(21(森公美子)22(田中隼人)20(小柳ルミ子)19(菅井秀憲))
審査員コメント:
森公美子「琴音ちゃんの声が大好きなんだけど、琴音ちゃんの敵は自分だな。自分の中に解決しない部分が出来てきていると、それが表面化しちゃって、それが私たちにも伝わっちゃうっていうね。で、後半になってあなたの持ち味のぐわっと目を開く、自分の世界に引き込んでいくのね、それはね、ほんとにあなたのいい所でもあるんだけど、自分にまず勝つこと。」
田中隼人「ちょっと違った曲を歌った琴音ワールドを聴いてみたいなんて思ったのがあるんですけど、今までこの歌に抱いていた印象とは違った聴こえ方をしたりとか、そういった部分は見えたので、僕は琴音ワールドはきちんと出ていたんじゃないかなと感じました」
菅井秀憲「あなたもしかしたらこういうシンコペーションのリズムに乗るということが、まだ君の世界観には無いのかな。リズムってとっても大切なもので、こういうリズム感がやってきた時に、あなたはそれを押し通して、そのリズムは関係ないのよ、私この歌で全然成立するもん、聴いてください、っていうところも中途半端で、やり切ってはいない。だからもっと伸びしろがあると思っている。」「君は巫女さんみたいに幽体離脱してその世界に行く、そういった風な感じで歌う部分は神秘的で好きなんだけど、それで補えるかっていうところまで持ち上げていかないと、売れなくなってしまうんじゃないかとちょっと思うんです。」

2018年3月4日 「花」


得点:183.166点
正確性審査:94.166点
表現力審査:89点(24(森公美子)22(大本京)22(田中隼人)21(菅井秀憲))
審査員コメント:
森公美子「琴音ちゃんて歌い始めると何かが降りてくるよね。憑依体質っていうのかな、ふわーっと何かに包まれるように琴音ワールドが始まるんだよね。今回の場合は、Aメロはウィスパーでいったでしょ、その捕まえかたの構成の仕方、建築のような(歌の)組み立て方が素敵だった。あなたは私が言ってても普通に聞いてるよね、、これがスゴイと思うの。何もいうことはありません。」
菅井秀憲「『もしもあな・たが』ってあるじゃない、僕それ、凄いイヤなんだけど、あなたのは許せるんだよね。言葉を途中で切っても許せるのよ、なぜか、ずっとそれ考えていて、、あなたは止めているけど手放してはいないんだなその言葉、って思ったのよ。だから切っているようで切っていないんだよね、流れて聴こえる。あなたにとって言葉って人とのコミュニケーションなのかなって。普段は無口なのかもしれない、歌っている時が一番、喋れている時なのかなって、それって天才肌だなって思う。モリクミさんが「憑依される」って言ってたけど、僕はあなたの人と繋がりたい祈りなんじゃないかなって感じる。あなたの歌は祈りに近いんだよね。とくにバラードは。このまましばらくいな、でもいつかね、爆発するとき来るよ、君の中で。」

2018年3月4日 「糸」

「これで最後なので、この番組を通して、出会うことができた方々への感謝を込めて、精一杯やりたいと思います。」


得点:183.291点
正確性審査:93.291
表現力審査:90:23(森公美子)23(大本京)23(田中隼人)21(菅井秀憲)
審査員コメント:
森公美子「琴音声琴音ボイスは世界が別なんだよね。そんなに声を張っているわけじゃないのに、終わった瞬間にあ、良かった、スゴく良い歌を聴いたと思う歌声。お母さんに感謝しなさい。これはきっと今日は感謝できる日、あ、涙出そう…絶対今日は、感謝できる日だと思う。」
田中隼人「僕はね、もう悲しいんですよ。今日で琴音ちゃんをこのステージで見る最後の歌になるんだなと思って。僕はまだまだ琴音の歌を聴いていたい、と単純に純粋に思わせるぐらいの、16歳の子にいう言葉じゃないのかもしれないけど、僕は、今日の歌を聴いてて、母に包まれているような、母性すら感じてしまうような安心感をすごく感じて、次はぜひ、仕事の現場で会いたい
大本京「私は琴音ちゃんの歌がBGMというか流れてきている中で、自分の想い出や誰かへの思いがこみ上げてきちゃって、私、泣かない女なんですけど、なんかうるっときてしまった。で、凄い沢山の人の歌を聴いてきたけれど、初めての経験です。」
菅井秀憲「(琴音さんの歌の中には)フレーズとフレーズの間のブレスでドラマを創る人だなとずっと思って、それはいつも皆さんに求めていることで、沢山の人に(琴音さんの歌を)聴いてもらいたいです、何をかって言うと、言葉と言葉の音符の無い所でさえ音楽だ、と、音が鳴っていないところをちゃんと音楽で創らないと音楽は成り得ないんだということです。琴音さんの1つ1つ発する言葉が、イマジネーションとして思い浮かぶ絵は全然違うんですよ、でも共通感覚としてあなたのコモンセンスというか、あなたの中に一緒にいたいんです。琴音さんが例えば「紫」って言うと、田中隼人さんの思ってる紫と僕の紫は違う紫かもしれないけど、一緒にあなた(琴音さん)といられるんです。いっつも世間に「こうじゃないんですか?」と問いかける、「人間これでいいんですか?」と考えさせられる。それがどの力から来ているのかは僕にも解明できないし、今後、プロとしてでもなんでも聴いていただいてください。で、その方たちにあなたの歌を知ってもらってください。」

琴音さんが、見事グランドチャンプ輝いて、音楽チャンプの日曜レギュラー放送は終わりとなりました。
琴音さん、おめでとうございます。
そして、たくさんの感動をありがとうございました!

琴音 オリジナルソング【動画】

琴音さんは、オリジナルソングをギター弾き語りで歌っています。
これまで4枚のCDを自主作成・手売りしているようです。

★「願い」
2016年11月につくったオリジナルソング
UX新潟テレビ21「egg!Live 2017年度グランドチャンピオン大会」に出演された時の動画です。

★音色(ねいろ)
2017年につくったオリジナルソング
日頃より活動拠点としている長岡「音楽食堂zero」が姉妹店「ライブハウス音楽色堂」をオープンするにあたって、お店やスタッフ、触れ合う人たちへの気持ちを込めてつくった応援歌

★大切なあなたへ
琴音さんの1stオリジナルソング

★glorious
琴音さんのテーマソング
琴音さんの父親(Hiroshi.Y)作詞作曲。
琴音さんのテーマソングをと、娘の思いを汲み取りつくった歌。

★last word
琴音さんが中学を卒業する時につくった歌。
会えなくなる友達を想ってつくったそうです。

★成長期

★今日は何の日
琴音さんのオリジナルバースデーソング

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