東京都大田区の荻野稔(おぎのみのる)区議員の銀行口座が振り込め詐欺グループに悪用されていたことがわかり、荻野稔大田区議員は警視庁から任意で聴取されていたことがわかりました。
荻野稔大田区議員は、自身を「オタク議員」と名乗り、コスプレ姿で会議やテレビに出演したことがありますが、借金を抱えて活動を続けていたようです。
銀行口座は不正に譲渡されたものでしたが、荻野稔大田区議の逮捕はあるのでしょうか?悪用された理由はなんだったのでしょうか。
荻野稔大田区議の口座が振り込め詐欺に悪用
読売新聞他、報道各局が下記のようなニュースを報じ、話題となっています。
東京都大田区の荻野稔区議(32)(日本維新の会)が金融業者を名乗る男に譲渡した口座が、振り込め詐欺に悪用されていたことが捜査関係者への取材でわかった。口座やキャッシュカードの譲渡は犯罪収益移転防止法に抵触する疑いがあり、警視庁は荻野区議から任意で事情聴取した。荻野区議は読売新聞の取材に対し、不正譲渡を認めた。
荻野稔太田区議の画像と経歴プロフィール
こちらが話題となっている、荻野稔大田区議のプロフィールです。
名前:荻野 稔(おぎの みのる)
生年月日:1985年11月
年齢:32歳(2018年10月現在)
出身地:群馬県
出身高校:群馬県伊勢崎東高校(現在・伊勢崎高校)
出身大学:専門学校 アミューズメントメディア総合学院
職業:東京・大田区議会議員(2015年~)
所属:日本維新の会
twitter:おぎの稔 大田区議会議員ツイッター
Facebook:おぎの稔 大田区議会議員 東京維新の会FBページ
ホームページ:おぎの稔公式ホームページ
荻野稔大田区議は、地元・群馬県の高校を卒業後、上京し、
最終学歴は専門学校のアミューズメントメディア総合学院です。
アミューズメントメディア総合学院は、
東京都・恵比寿と大阪府・西中島に拠点を構え、
ゲーム、CG、アニメ、漫画、小説・ノベルズ、声優などのエンタテイメント業界で活躍するクリエイター、アーティストの育成を目的とした学校です。
荻野稔大田区議は、2010年から議員秘書として経験を積み、
2013年から東京都議会議員秘書を務め、
2015年に東京・大田区議員選挙で初当選を果たします。
荻野稔大田区議のコスプレ画像がこちら
自身を「オタク議員」と名乗り、
大田区はコスプレ発祥の地でもあり、コスプレイベントなど、大田区内の商店街のイベントや祭りに積極的に参加をして活動していました。
こちらは、9月に秋葉原で開催された東京成年会議所例会に銀魂の銀さんのコスプレで参加した荻野稔大田区議です。
こちらはテレビ東京「出没!アド街ック天国」の鎌田特集に出演した際の荻野稔大田区議です。
コスプレ発祥地とされる大田区の区議会員として、「コスプレで蒲田を世界にアピール!」の荻野稔議員は、蒲田のランキング8位で紹介されました。
荻野稔大田区議の違反行為の詳細とは?
荻野稔大田区議の銀行口座が振り込め詐欺グループに悪用されていた経緯がコチラになります。
荻野稔大田区議は、インターネットで見つけた金融業者に借金の申し込みをしていたところ、
去年2017年2月、
金融業者を名乗る男から、下記のような連絡がありました。
「あなたのキャッシュカードを送ってもらえれば、
口座に現金を入金し、カードを送り返します。」
荻野稔大田区議は、言われた通り、
金融業者に自分のキャッシュカードを郵送しますが、
現金は振り込まれず、金融業者を名乗る男とも連絡が取れなくなったため、弁護士に相談をしていたとのこと。
そんな中、
振り込め詐欺事件を捜査していた大阪府警は、
荻野稔大田区議名義の口座が振り込め詐欺事件に使われていて、口座には200万円が入金されていたことが判明します。
この200万円は、大阪府の60代の女性が振り込め詐欺でだまし取られたお金でした。
荻野稔大田区議は逮捕されるのか?
荻野稔大田区議は、キャッシュカードを送った理由として、
「選挙資金や政治活動、ブログで漫画を描く費用で借金があった」
と話しています。
銀行口座やキャッシュカードを譲渡する行為は、犯罪収益移転防止法に違反する恐れがあり、警視庁は立件も視野に捜査を進める方針でいます。
荻野稔大田区議は振り込め詐欺グループの「道具屋」
荻野稔大田区議の振り込め詐欺グループへの関与について「道具屋」という言葉が報じられています。
「道具屋」とは、犯罪グループに他人名義の携帯電話や架空の銀行口座などを不正に調達する人を指す言葉になります。
振り込め詐欺が増加するにつれて、犯罪グループは悪用するための口座が益々必要になってくる背景があり、そのため、口座の調達手段も年々、巧みになってきているといいます。
例えば、
携帯電話を契約してくれたら、数万円で買い取る、と持ちかけたり、
インターネットに出した求人募集の応募者に、身分証明書を写真で送らせ、その個人情報を使って銀行口座を開設するなどの手口もあるんだとか。
自分の銀行口座やキャッシュカードを、「道具屋」に売る行為は、犯罪収益移転防止法の違反となり、犯罪に使われると知らなかった場合でも、罪に問われることがあるとのことです。
「犯罪収益移転防止法」とは、犯罪によって得られた不当な収益を隠す行為を防止するために、2008年3月に全面施行された法律で、金融機関では、本人確認が義務付けされ、銀行口座やキャッシュカードの売買は違反となります。
違反と認められた場合、1年以下の懲役、または100万円以下の罰金刑となる可能性があるとのことです。
荻野稔大田区議が記者会見で謝罪と弁償を発表
10月3日午後5時から、荻野稔大田区議は記者会見を緊急に開催しました。
荻野稔大田区議は、
自身の銀行口座が振り込め詐欺グループに使われ、被害が出たことについて、謝罪を述べるとともに、
弁護士を通じて、被害者に弁償することを報告しました。
荻野稔大田区議に対するネットのコメント
荻野区議何が起きたと思ったら。これはワキが甘いとしか。
— 鐘の音@白瀬咲耶本メロン委託中 (@kanenooto7248) 2018年10月3日
日本維新の会の荻野区議
うーん🧐
普通キャッシュカードを送る?
普通に金融機関から借りず何でそんな怪しい業者から?
まして、個人名で入金があったら不審に思わない?
嵌められたの? pic.twitter.com/YZy9tQb7U8— 大阪大好きPART2 (@osakadaisuki22) 2018年10月3日
荻野稔氏、当時そこまで困窮してたんか…
狙い撃ちされたとはいえ迂闊では済まされない。若手オタ枠議員が一つ消えるのは実に勿体ない
そして維新の会は長谷川豊の以前からやはりどうにもなんねえ政党だったか— BENI@IMO (@STICKMANbeni) 2018年10月2日
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