大橋巨泉さん(82歳)が現在、病院の集中治療室に入っていることが報じられました。
全盛期は80kgあった体重は43kg以下にまでなってしまい、ステージ4の末期がんで、これ以上、手術は出来ないとして、余命はあとわずかと見られています。
大橋巨泉さんの、現在の様子として2月に永六輔さんと「徹子の部屋」に出演した際の画像を見ながら、これまでのがん闘病の経緯や終活の日々を見ていこうと思います。
大橋巨泉の現在はステージ4の末期がん
大橋巨泉さんは、1934年3月22日生まれの現在、82歳です。
1966年に「11PM」でデビューして以来、1976年から90年の「クイズダービー」、1983年から1990年の「世界まるごとHOWマッチ」などを始めとするテレビ番組司会者としてで人気を博した人物です。
1990年の56歳の時に、芸能活動の一線からリタイア後は、政界に進出したり、オーストラリアやNZに渡って、ギフトショップを経営しながらゴルフを楽しむなどのリタイア生活を楽しんでいました。
そんな大橋巨泉さんに異変が見つかったのは、2005年5月の71歳の時でした。
胃がんが見つかり、翌月6月には摘出手術を行いました。
その8年後、2013年11月の79歳で、今度は中咽頭がんが見つかりました。
ステージ4のガンでしたが、国立がん研究センターにてリンパ節がんの手術と35回の放射線治療を受け、命を繋ぐことができましたが、72kgあった体重は57kgまで落ち、副作用で味覚が分からなくなってしまったのだそうです。
その後は鎮静剤頼りの治療のため、副作用で寝てばかりの生活だったため、環境をガラリと変える決意をし、ニュージーランドに渡ってリハビリをしたのだそうです。
NZは温かい季節だったこともあり、大橋巨泉さんは散歩ができるくらいの体力まで回復することがでたのだそうです。
ところがその状態も長くは続かず、2015年5月には肺への転移がみつかり手術を受け、同年11月には腸閉塞で手術を受けたことで体重が更に激減することになってしまいました。
今年に入って2016年2月4日放送の「徹子の部屋」に、永六輔さんとともに出演しましたが、その時の画像がこちらになります。
お顔もそうですが、痩せ細った手足が気になりますね。
大橋巨泉さんは80歳以上で、これ以上の手術は体力が持たず、放射線治療もかなりの回数を重ねた結果、これ以上は無理として、治療を制限して自らの終活を始めたのだそうです。
終活の1つとして、オーストラリアの家は既に手放していたそうです。
大橋巨泉 がん治療を諦め終活の日々とは
現在の大橋巨泉さんは、昨年11月の腸閉塞の手術以降、病状は良くなっておらず、がん治療については、鎮静剤で痛みを取り除くだけとなってしまっています。
こうなると意識を落として眠ったままの状態となり、実際、大橋巨泉さんも現在は、集中治療室で立ち上がることもままならず、ほとんど寝ている状態であることが報じられています。
このまま水分や栄養が与えられない場合は、眠ったままで数日から1週間でお亡くなりになる「終末期沈静」というものがあるそうです。
その前の終活の締めくくりになるのでしょうか、大橋巨泉さんは、4月9日号以来休載していた「週刊現代」の連載コラム「今週の遺言」の最終回となる「最後の遺言」を6月27日発売号で発表しました。
書きたい事や言いたい事は山ほどあるけど、体力も気力もない状態だそうで、本当であれば、また海外に飛び出してあら治療を試してみたいしところでしょうが、もうそれもままならない状態のようです。
大は巨泉さんの余命は「終末期沈静」をするのならあと1週間でもおかしくなく、出来る限り延命をというならば、寝たきりの状態が今後もつづくということになりそうです。
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