2017年1月31日放送のTBS火曜ドラマ「カルテット」第3話では、満島ひかり演じるすずめちゃんの悲しい過去が明らかとなりました。
すずめちゃんの父親役には作家の高橋源一郎さんが、そして、すずめちゃんのOL時代の過去を紹介するナレーションには、満島ひかりと「愛のむきだし」で共演した安藤サクラさんが声だけの出演をするという豪華なゲスト陣となり、放送後のネットでは話題がもちきりとなっています。
ドラマの動画なども参照しながら「カルテット」3話のネタバレ(あらすじ)を見ていきましょう。
カルテット3話ネタバレ(あらすじ)すずめの悲しい過去が明らかに
千葉市立青葉病院の一室で、入院している初老の男性(高橋源一郎)が、ベッドのテーブルで、男子高校生にトランプのマジックを見せていた。
(高橋源一郎)「あいつ、いつ来んのかな?」
(男子高校生)「おじさん、娘に会いたいの?」
(高橋源一郎)「そりゃ、会いたいよ」
えっ、ドラマ『カルテット』に作家の高橋源一郎さんが出てる〜! pic.twitter.com/PXPHwqkCsP
— 光嶋 裕介 (@yusuke_koshima) 2017年1月31日
男子高校生の母親の話によると、初老の男性は病気で寿命があとわずかとなり、娘に一目会いたいのだけど、もう20年以上も音信不通なのだとういう。
その娘の名前は、綿来すずめ。
満島ひかり演じる、すずめちゃんのことであった。
すずめちゃんは色んな親戚に預けられていて、その母親の家にいた時に、祖父のチェロを見つけて以来、一日中、チェロを弾いて暮らしていたと言う。
すずめちゃんの母親はずいぶん前に亡くなっており、父親(高橋源一郎)は、過去に日本中が大騒ぎになる詐欺事件を起こして逮捕されてしまったのでした。その詐欺事件とは、偽の超能力で、娘のすずめちゃんにインチキな超能力を教え込みしょっちゅうテレビに出ていたのだと言う。
男子高校生は、綿来すずめちゃんがFacebook等をやっていないかとスマホを検索していて、動画サイトで、すずめちゃんが超能力少女としてテレビ出演をしていた動画に辿りつく。
90年当時、魔法少女ブームもあって、奇跡の透視能力を持つ超能力少女すずめちゃんはかなり人気があったのだという。
動画では、司会者が手に持つトランプが何かをすずめちゃんが言い当てているところが映し出されましたが、週刊誌がインチキであることを暴露し、世間からはバッシングの嵐となり、テレビ局の人が自殺をし、父親(高橋源一郎)は逮捕、すずめちゃんは大嘘つきだったと言われてしまった、そんな過去があったのでした。
その後、男子高校生は更にネットで検索して、「カルテットドーナツホール」のHPに辿りつき、山梨の別荘にいるすずめちゃんに会いにきました。
(男子高校生)「あなたのお父さん、もうすぐ亡くなります」「おじさん、今、千葉の病院に入院しているんです。」「もうたぶん、もういつ亡くなってもって状態で」
(すずめちゃん)「ああ・・(興味無さそうに)」
(男子高校生)「おじさん最後に娘に会いたいって言って待ってます。」
(すずめちゃん)「はあー(目を合わそうとしない)」
(男子高校生)「これから僕と一緒にきてください」
すずめちゃんは仕事があるのでと先を急ぎます。父親が亡くなるのが今日か明日かもしれないと男子高校生は言いますが、そしらぬふりをするすずめちゃん。「親子でしょ」との言葉に「はい」とだけ答え、仕事場のレストラン「ノクターン」に消えていきました。
すずめ(満島ひかり)の父親役に高橋源一郎
すずめちゃんの父親の役には作家の高橋源一郎さんがゲスト出演をしました。
すずめちゃんの悲しいトラウマの過去に繋がる重要なポジションとは言え、生い先の短いただ亡くなっていく初老の男性という「ちょい役」に高橋源一郎さんが出演していることに視聴者からは驚きの声があがっていました。
カルテット第3話での驚きのゲスト出演はもう一人いました。
カルテット第3話のゲストに安藤サクラが声だけのゲスト出演
カルテット第3話のもう1人のゲストは、2009年、すずめちゃんを演じる満島ひかりが映画「愛のむきだし」で共演した安藤サクラさん。とは言え、安藤サクラさんの姿は放送内では無く、はなんと声だけの出演だったのでした。
つばめちゃん(仮名)のこと
満島ひかり×安藤サクラ
坂元裕二ドラマおそるべし#カルテット pic.twitter.com/mm5LHdzDul
— ガッテム竹内(元ハガキ職人) (@GTT214) 2017年1月31日
男子高校生が検索して見つけたという「OL辞めてロンドンでくらしてます」ブログのとある記事「つばめちゃん(仮名)のこと」
そこに綴られていたのはOL時代のすずめちゃんの悲しい出来事でした。
同僚のOLさんのブログによると、つばめちゃん(仮名)はいつも皆の話を楽しく聞いている、良く笑う子でしたが、つばめちゃんが自分の話をすることはありませんでした。つばめちゃんはランチには付き合わないし、飲み会にも来ない為、周りの人達は1人が好きな子なのだろうと思っていたのだそうです。
ところが、会社の誰かがつばめちゃんの名前でネットで検索をして例の「超能力少女」の動画に辿り着いてしまいます。超能力詐欺事件の少女であると正体が知られてしまったつばめちゃんは、「嘘つきの魔女」となり、つばめちゃんのデスクの上には「出ていけ!」と一言書かれたメモ用紙が置かれるようになり、このブログを書いているOLさんもみんなに釣られて「出ていけ!」メモを置いた1人だと言います。
そんな中でもつばめちゃんは変わらぬ笑顔でしたが、「でていけ」メモが100枚ぐらい溜まった後、一身上の都合で会社を辞めていったんだと言います。
OLさん曰く、こういうことが行く先々で過去にもあり、つばめちゃんはいつも過去の自分に追われてきたんだと感じたのだそうです。
図らずもすずめちゃんの悲しい過去を知ってしまった巻真紀(松たか子)さんに、「知られたらカルテット辞めなきゃいけないのかなぁと思って」と本音を話すすずめちゃんに、首を横にふる巻真紀さん。
「こういう人だってばれたら嫌われちゃうかなと思って」「怖くて」「怖かった」「みんなと離れたくなかったから」と涙ながらに告白するすずめちゃん。
「あそこはすずめちゃんの居場所だ」という巻真紀さん。
すずめちゃんが関わる詐欺事件の過去を知っても、巻真紀さんはすずめちゃんとの関係を切ろうとしませんでした。
ネットの声
カルテット観た。高橋源一郎のキャスティングとか、声だけ出演の安藤サクラとか、すごいな…。
— おいでくす! (@o_i_dexx) 2017年1月31日
カルテットのエンドロールに安藤サクラ!???!と思ったらあれか、ブログ読み上げてる声がそうだったのか!?なんてこった贅沢なドラマだ 今後出てきたり…しないのかな…
— こはる (@run_laugh) 2017年1月31日
やっぱり安藤サクラだ 声で分かるもんだね にしても豪華、、#カルテット
— dramaticアップルソング (@rihara_rih1) 2017年1月31日
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