【カルテット最終回】手紙と帽子Gの女性は誰?椎名林檎ではなく岸茉莉が有力か【画像有】

テレビ

2017年3月21日、TBS火曜ドラマ「カルテット」が最終回を迎えました。

罪を償うために真紀さん(松たか子)が出頭してから、1年後の物語となった最終回では、カルテットに手紙を送った女性=コンサートにGの帽子をかぶり、赤い楽器ケースを持って座っていた女性が椎名林檎さんではないかと視聴者の間で話題になりました。

椎名林檎さんは、「カルテット」の主題歌「おとなの掟」を作詞作曲しており、手紙の中で語られていた「5年前に奏者を辞めた」の部分が、5年前の2012年に解散した東京事変を暗示しているのではないかとして、椎名林檎さんが最終回にサプライズ出演したのではないかと期待されました。

どうやらこの推測は行き過ぎだったようで、ドラマのエンドロールから、このGの帽子を被った女性は岸茉莉さんという女優であることがほぼ確定されています。

「カルテット」最終回のネタバレとともに詳細を見ていきたいと思います。

カルテット最終回 手紙とGの帽子の女性は誰?椎名林檎かと話題に

カルテット宛てに送られた手紙は、「レストラン・ノクターン」から「割烹ダイニング・のくた庵」となった店を訪れた人からのもので、手紙の内容から「読まなくていいって」という家森さん(高橋一生)に対し「でもせっかくのお手紙だから」と、すずめちゃん(満島ひかり)がみんなの前で読み上げたものでした。手紙の内容は以下になります。

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カルテットドーナツホール様
はじめまして。わたしは去年の冬、カルテットドーナツホールの
演奏を聴いた者です。
率直に申し上げ、ひどいステージだと思いました。
バランスが取れてない。ボウイングが合ってない。
選曲に一貫性がない。というよりひと言で言って、
みなさんには奏者として才能がないと思いました。
世の中に優れた音楽が生まれる家庭で出来た、
余計なもの。
みなさんの音楽は、煙突から出た煙のようなものです。
価値もない。意味もない。必要ない。記憶にも残らない。
わたしは不思議に思いました。
この人たち、煙のくせに、何のためにやってるんだろう。
早く辞めてしまえばいいのに。
わたしは五年前に奏者を辞めました。自分が煙で
あることにいち早く気付いたからです。
自分のしてることの愚かさに気付き、すっぱりと辞めました。
正しい選択でした。
本日またお店を訪ねたのは、みなさんに直接お聞きしたかったからです。
どうして辞めないんですか?
煙の分際で、続けることに一体何の意味があるんだろう。
この疑問は、この一年間ずっと私の頭から離れません。
教えてください。価値はあると思いますか?
意味はあると思いますか?将来があると思いますか?
なぜ続けるんですか?なぜ辞めないんですか?なぜ?
教えてください。お願いします。
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そして、2018年3月20日に開催したカルテットドーナツホールのコンサートに、Gの帽子を被り、赤い楽器ケースらしきものを抱えた女性が映し出されました。

この女性のシルエットと、手紙の中の「わたしは五年前に奏者を辞めました」の文章が、今から5年前の2012年に解散した東京事変の椎名林檎さんのことなのではとの考察が視聴者の中で広がっていきました。

椎名林檎さんは「カルテット」の主題歌「おとなの掟」を作詞作曲しており、最終回でサプライズゲスト出演となったのではとの期待の声が多数あがりました。

カルテット最終回 手紙とGの帽子の女性は誰?椎名林檎ではなく岸茉莉か

カルテットに手紙を送った女性=コンサートに楽器ケースを抱えて聴きに来た女性は一体誰なのでしょうか。

エンドロールまでしっかりチェックした視聴者からは、この女性は椎名林檎さんではなく、女優の岸茉莉さんではとの説が浮上しました。

岸茉莉さん自身もツイッターで、「カルテット」最終回に出演していることを報告しています。

「カルテット」のエンドロールでは、椎名林檎さんの名前は載っておらず、代わりに該当するのが、エンドロールに名前が挙がっていたのが橘茉希さんと岸茉莉さんでした。

謎の女性以外に最終回にセリフがある女性の役としては、冒頭の犬の飼い主の女性(顔は映らなかった)と、記者の女性(遠すぎて顔が判別できず)がいますので、その二人が橘茉希さんと岸茉莉さんだとしたら、謎の女性は椎名林檎さんである可能性は残っているのかもしれません。

この謎の女性が椎名林檎さんだったかどうか、公式の発表が待たれますね。

さらに深く考察している視聴者からは、この謎の女性はドラマが始まる前までのあなた自身ではないかとのコメントも。

真紀さん(松たか子)「しっかり三流の自覚持って、プロの仕事を、カルテットドーナツホールとしての夢を見せつけてやりましょう」

すずめちゃん(満島ひかり)「外で弾いてて、あ、今日楽しいかもって思った時に立ち止まってくれる人がいるとやった!って思います」

別府さん(松田龍平)「その人に何か」

真紀さん(松たか子)「届いた!」

コンサートでは1曲目の演奏の途中でステージに空き缶が投げ入れられますが、集中して演奏を続けるカルテットの4人。

渾身の演奏1曲目が終わると「のくた庵」のシェフ(サンドイッチマン・富澤たけし)をきっかけとする拍手で迎えられますが、席を立ち帰路へと向かう客の姿もありました。

コンサート2曲目は、ドラクエ序曲「セーブ(冒険の書)」。さらに席を立つ人たちもいましたが、残っている観客はとても楽しそう。その人たちにはカルテットドーナツの想いが届いているのでしょう。その中には1話で登場した中学生たちの姿もありました。

謎の女性も席を立つこと無くコンサートを最後まで聴いていたようで、手紙の質問の答えを見つけることができたのではないでしょうか。

レストラン・ノクターン時代にシェフ(サンドイッチマン・富澤たけし)に色仕掛けで迫り辞めさせられた来杉有朱ちゃん(吉岡里帆)は、まさかのハイスペック外国人イケメンを伴ってコンサートに来ていました。

「人生 チョロかった」と高笑いするありすちゃんは最後までありすちゃんらしかったですね。ここにも人それぞれの夢がある、ということなのでしょうか。

ドラマ「カルテット」も視聴率は10%割れとどちらかというと低迷の数字でありながら、毎回、放送後はネットを始め話題となっており、届いている人の心はがっちり掴んだ作品となったようです。

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