黒いバナナを使って、レアチーズケーキをゼラチンと砂糖なしで簡単に作れるレシピです。
6月16日放送の「得する人損する人」で紹介され、黒く変色したバナナが嫌いという坂上忍さんが、今までのデザート編の中でもかなり上位だと高評価をつけたレシピです。
想像よりだいぶ超えていたという噂のレシピを、早速、見ていきましょう。
黒いバナナレシピ ゼラチン・砂糖なしで本格レアチーズケーキの作り方
レアチーズケーキと言えば、濃厚な甘みと、口の中に入れた時の滑らかな食感が魅力的なデザートです。
「濃厚な甘み」と「なめらかな食感」を生み出しているのが、「砂糖」と「ゼラチン」なのですが、
食べるときに敬遠しがちな黒く変色したバナナを使えば、「砂糖」も「ゼラチン」も使わずに、簡単に本格レアチーズケーキが作れちゃいます。
◎材料
黒く変色したバナナ 1本
牛乳 100ml
クリームチーズ 100g
レモン汁 大さじ1
◎作り方
1.バナナの皮をむく
2.むいたバナナを耐熱ボウルに入れ、500Wの電子レンジで2分30秒加熱する
バナナは溶けて形が崩れていればOK。
3.チンしたバナナ、牛乳、クリームチーズ、レモン汁をミキサーへ入れ30秒。
4.カップに移し替えて、冷蔵庫で2時間冷やせば出来上がり。
坂上忍さん曰く、「ちょっと待って! これ相当レアチーズになってない?」
子供たちも、「ケーキ屋さんで売ってるレアチーズケーキと全く同じ!」
と、想像以上の美味しさにびっくりしていました。
黒いバナナでゼラチン・砂糖ナシで本格レアチーズケーキが作れる秘密
黒いバナナがあれば、なぜ、ゼラチンと砂糖ナシで本格的なレアチーズケーキができるのでしょうか。
その理由は、バナナに含まれているペクチンとショ糖です。
まずは、バナナのペクチンですが、
ペクチンは食物繊維の一種で、カルシウムに触れるとゼリー状に固まる性質があるんです。
バナナのペクチンと牛乳やクリームチーズに含まれているカルシウムが結合して固まってくれるのです。
しかも、熟成が進むにつれて、バナナの中のペクチンの量は増えるので、レアチーズケーキを作るには黒いバナナのほうがいいんです。
更に、電子レンジでバナナを加熱することで、バナナの細胞が柔らかくなり、より多くのペクチンが溶け出します。
それにより、しっとりなめらかに固めることができるのです。
そして、バナナのショ糖、
バナナに含まれているショ糖は、濃厚な甘みを持つ糖分なんです。
砂糖を使わなくても黒いバナナの自然の甘みで、濃厚なのにヘルシーな本格レアチーズケーキができるというわけです。
もちろん、このテクニックは「得ワザ」認定となりました。
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