【SMAP不仲の真相最新】香取慎吾と木村拓哉の確執は中居正広でも解決することは出来なかった

SMAPの解散がついに現実のものとなってしまいました。

8月14日未明、ジャニーズ事務所はFAXと自身のHPで、SMAPが2016年12月31日をもって解散することを正式に発表しました。

中居正広さん(43歳)、稲垣吾郎さん(42歳)、草彅剛さん(42歳)、香取慎吾さん(39歳)、木村拓哉さん(43歳)のSMAPメンバー5人もそれぞれ解散に際してのコメントを表明しました。

SMAP解散の原因の真相は、今年1月の独立騒動時に生まれた木村拓哉さんと香取慎吾さんをはじめとするSMAPメンバーの間に出来た深い溝で、特に、木村拓哉さんの裏切りから不仲となった香取慎吾さんとの確執でした。

今年1月のSMAP独立・解散騒動後、「これからは命を懸けてSMAPを守る」と誓った中居正広さんの調整も実らず、メンバー間の溝の修復は、時間が解決するよりも先にSMAP解散の決断となってしまいました。

SMAP5人での活動が困難との判断から解散となったため、SMAPメンバーは全員、事務所には残り、来年からはソロ活動を目指すこととなります。

SMAP解散の発端となった今年1月の独立・分裂騒動から、解散発表となった8月14日までの経緯をまとめてみました。

ジャニーズ事務所がSMAPの年内解散を正式発表

デビューより25年間アーティストとしてグループ活動をして参りましたSMAPは2016年12月31日を持ちまして解散させていただくことになりました。

8月14日0時50分過ぎ、ジャニーズ事務所はFAXと自身のHPで、SMAPが2016年12月31日をもって解散することを正式に発表しました。

SMAP解散のニュースはオリンピック中継をしていたNHKでも速報が入るなど、国民的アイドルグループの突然の解散発表の影響の大きさが伺えます。

SMAP解散に際し、SMAPメンバー5人もそれぞれコメントを発表しています(一部抜粋)。

中居正広さんのコメント(SMAP解散慎重・中立派)

ご迷惑をお掛けしました。
ご心配をおかけしました。お世話にもなりました。
このような結果にいたったことをお許しください。申し訳…ありませんでした…

稲垣吾郎さんのコメント(SMAP解散希望)

今の状況で五人での活動は難しいと思い、辛い決断ではありますが、「解散」という形を取らせていただくことになりました。どうかぼく達の意思をご理解頂けたらと思います。

草彅剛さんのコメント(SMAP解散希望)

グループ結成から28年間、本当にありがとうございました。今後も精進して参りますので、引き続き温かく見守って頂けると嬉しく思います。

香取慎吾さんのコメント(SMAP解散を強く希望)

応援してくださったたくさんの方々に心より感謝申し上げます。
そして突然のお知らせとなりましたこと、深くお詫び申し上げます。

木村拓哉さんのコメント(SMAP存続希望)

この度の「グループ解散」に関して正直なところ本当に無念です。
でも25周年ライブもグループの活動も5人揃わなければ何もできないので呑み込むしかないのが現状です。
沢山の気持ちで支えてくださったファンの方々、スタッフの皆さんを無視して「解散」と言う本当に情けない結果になってしまいました。今は言葉が上手く見つかりません。

国民的グループとなったSMAPの最後は、わずか2日間で解散が決まったと言います。

今年1月、SMAP独立騒動の際に生まれたSMAPメンバーの確執から、ジャニーズ事務所ではSMAPのグループ活動についての協議を繰り返し、今月、SMAPの無期限の活動休止を決定します。

ところが、8月10日に、香取慎吾さん、草彅剛さん、稲垣吾郎さんのSMAPメンバー3人が「活動休止より解散」をジャニー喜多川社長に申し入れたため、翌11日の役員会議では、SMAPの活動休止ではなく、一転、SMAP解散が正式決定しました。

大人の立ち居振る舞いではありませんが、SMAPを解散しなくともグループ活動は休業とし、それぞれがソロ活動をしていく道もありましたが、「解散」を特に強く主張した香取慎吾さんは、SMAPの生みの親である飯島三智元マネージャーがいなければSMAPとしての活動はできないという気持ちが強かったことが伺えます。

SMAP解散決定までの経緯

SMAPが解散となった元々の発端は、SMAPの生みの親である飯島三智元マネージャー(58歳)がジャニーズ事務所から退社を余儀なくされたことでした。

その際、中居正広さん、稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんの4人はジャニーズ事務所からの独立を決意しますが、木村拓哉さんだけはジャニーズ事務所に残ることを決断します。

このことにより、SMAPが分裂・解散とのSMAP独立騒動が今年の1月13日に報じられました。

ところがご存知の通り、その翌週の1月18日、SMAPのメンバー5人は、自身の冠番組「スマスマ」で生謝罪をし、SMAP存続を宣言をします。

今回、ジャニーさんに謝る機会を木村くんが作ってくれて、今、僕らはここに立てています。5人でここに集まれたことを安心しています。(草彅)

これから自分たちは何があっても前を見て…ただ前を見て進みたいと思いますので、皆さんよろしくお願いいたいします。(木村)

SMAP解散は回避されたと日本中が安堵したはずでした。

今年5月には、ジャニー喜多川社長がSMAP解散騒動についてコメントを発表します。

「皆さん、絶対聞きたいと思うから。『SMAPはどうなの?』って。はっきりしときますよ。
SMAPは我が子と同じ。僕に相談なしで(解散)するはず絶対ない。心配は全然ない。」

と、SMAP解散について完全否定していました。

今年の6月には、昨年10月末から発行が途絶えていたSMAPのファンクラブ会報が再開し、会報内でメンバーそれぞれが「SMAPは解散しないこと」を署名で表明しました。

ところが、SMAP解散・独立騒動後、実際に、SMAPのメンバーがグループで活動したのは、中居正広さんが司会を務めた今年3月12日、NHK「震災から5年 “明日へ”コンサート」での生歌唱が最後で、その他は、今年で20周年を迎えた「スマスマ」だけでした。

その「スマスマ」の収録でもメンバー間の不協和音が度々、報じられていました。

独立騒動後、同番組の人気コーナー「ビストロSMAP」がファンが観覧できる公開収録の形から、別撮りで収録した声を合わせるスタイルとなりましたが、SMAPメンバーの楽屋が別であったり、番組内で木村拓哉さんが話題をふっても他のメンバーにスルーされるといった重い雰囲気に、テレビ視聴者からもネットに心配の声が上がるほどでした。

7月にはテレビ各局で大型の歌番組が放送されましたが、そこにSMAPの姿はありませんでした。

中居正広さんが司会を務める「音楽の日」、「スマスマ」と同じフジテレビ系「うたの夏まつり」共にSMAPは出演を辞退した旨が伝えられました。

ファンからは、今年1月の解散・独立騒動のペナルティーとしてジャニーズ事務所が歌番組への出演辞退を決定したのではとの憶測が飛んでいましたが、真相は全く違っていました。

ジャニーズ事務所は今年の2月以降、コンサートツアーやデビュー25周年イベントの開催をSMAPメンバーに打診したものの、2008年以降、SMAPのライブ演出を担当している香取慎吾さんが頑なに拒否していたのでした。

5月以降は、ジャニー喜多川社長自らがSMAPメンバーそれぞれに説得を試みますが、香取慎吾さんの決意は変わりませんでした。

25周年イベントをはじめSMAPでの今後の活動に積極的姿勢を見せる木村拓哉さん、メンバー間の確執からSMAPでの活動を拒否する香取慎吾さん、香取慎吾さんに同調する草彅剛さんと稲垣吾郎さん、SMAP存続のために何ができるかを考え続けていた中居正広さん、そんな4人の姿が見えてきました。

ジャニーズ事務所側もSMAPメンバーの思いを尊重し、SMAPのグループでの活動を「休業」し、海外での語学留学や芝居の勉強をすることなどを提案したのだそうです。

SMAPメンバー内、特にSMAPの生みの親である飯島三智元マネージャーを裏切った木村拓哉さんに対する香取慎吾さんとの確執は、話し合ったからといって解消できるものではないため、SMAPを離れ、時間を置くことにより解決してくれることを願ってのことだったのでしょう。

元々は仲の良かったSMAPメンバー。

香取慎吾さんは10歳の時に、木村拓哉さんからプレゼントされた財布をその後、20年以上、修理に出しながら大切に使っていたと言います。

仲が良かったからこそ、木村拓哉さんの裏切りに深く傷つくこととなったものの、時間が経てば元の関係に修復できるのではないか…

その僅かな望みもSMAPの正式解散決定で絶たれてしまったことは残念でなりません。

SMAPは12月31日を待たず、事実上の解散状態へ

SMAPは年内12月31日まではグループ活動を続けることになりますが、12月31日に向けてのこの4か月間にSMAPとしてどんな活動をしていくかの発表はありませんでした。

SMAP解散の発表が5人揃っての会見ではなく、FAX1枚での表明であったことがその真相を語っています。

8月20日に予定されていた「スマスマ」の収録は早速、中止が決定するなど、12月31日を待たず、SMAPは事実上の解散状態となってしまっているようです。

メンバー内の確執が修復されていない現状を考えると、解散コンサートもあり得ないでしょうし、解散の日となる2016年12月31日の紅白出場も、100%あり得ないといいます。

それほどSMAPメンバー間の確執は大きいものだったことが伺えます。

とは言え、12月31日までにはまだ4か月半ありますので、4か月半の時間がメンバー間の確執を少しでも和らげてくれることができるとするならば、紅白で最後にSMAPとしての姿を見せてくれることがあるかもしれません。あわよくば解散撤回をしてくれるかもしれません。そんな期待をついつい抱いてしましますね。

すぐに解散ではなく12月31日までとしたのも、そんな想いの表れだったのではないでしょうか。

SMAPのメンバーは5人とも、事務所と今年9月から来年9月までの1年間の契約を更新しており、SMAP解散後もジャニーズ事務所に残り、個人としてのソロ活動は続けていくことになっています。

SMAPは、ジャニー喜多川社長が、「Sports Music Assemble People」の頭文字を取り『SMAP』と命名し1989年に結成、1991年9月に「Can’t Stop!! – LOVING-」でCDデビューしました。

しかし、中々、ブレイクできない苦しい日々を送っていました。

SMAPはジャニーズの中で、バク転も出来ない、歌も上手くないグループで、見捨てられる存在だったところ、飯島三智元マネージャーが当時のジャニーズとしては禁断のバラエティーに挑戦させ、それまでのアイドルとは一線を画した活動で大ブレイクすることができ、亜流から国民的グループへと成長していたtのでした。

木村拓哉さんは多くのドラマや映画で主演を務め不動の人気を獲得しますが、アイドルをトレンディドラマへ挑戦させたのも飯島三智元マネージャーでした。

SMAPは生みの親であるが飯島三智元マネージャーいたからこそ成立したグループだったのでした。

飯島三智元マネージャーがいない今、SMAPを束ねる役割は、中居正広さんでも、ジャニー喜多川社長でも出来ず、結局、解散となってしまったのでした。

今からでも飯島三智元マネージャーを復帰させることは選択肢にはなかったのでしょうか。

形だけのSMAPとしての存続よりも、飯島三智元マネージャーへの恩義を取った香取慎吾さん、草彅剛さん、稲垣吾郎さん、そして、その気持ちを一番、理解している中居正広さん、家族もある立場で苦渋の裏切りの決断をしてしまった木村拓哉さん、それぞれの想いを尊重しながら、SMAPの解散を受けとめたいと思います。

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