2018年3月11日放送の「音楽チャンプ」に出演の琴音さんの結果を審査員のコメントや動画とともに追っていきます。
新潟県長岡市出身の高校1年生の琴音さんは、喋るのは得意ではないけれど、歌だと自分を解放できる女の子。審査員が絶賛する唯一無二の魅惑ボイスの持ち主です。
琴音さんは、2月4日放送の第4回歌唱チャンプで川村海月さんに勝利して以降、今回の第8回歌唱チャンプが4度目の最後のチャンプ防衛戦となります。
今回の課題曲は「糸(中島みゆき)」。優勝すれば通算で5週勝ち抜きとなり音楽チャンプ初のグランドチャンプとなり、賞金100万円とスターへの道が開けます。
3月末での打ち切りが決まっている音楽チャンプから、丸山純奈さんに続いて、琴音さんはデビューすることができるのでしょうか。
テレビ朝日「音楽チャンプ」放送日3月11日概要
番組名:今夜、誕生!音楽チャンプ
放送日時:2018年3月11日(日)21時58分~23時05分
司会MC:関ジャニ∞村上信五、黒木瞳
審査員:森公美子(オペラ・ミュージカル歌手) 、大本京(歌手MIYAKO・ボイストレーナー)、田中隼人(音楽プロデューサー)、菅井秀憲(声楽家・ヴォーカルディレクター)、ロボット審査員「チャンプくん」(声・木村良平)
ゲスト:八嶋智人
歌唱チャンプ出演者:琴音(現チャンプ)、早希、櫻井ゆか、堀隆雅
歌唱チャンプ歴代優勝者一覧
2017年10月8日「再起をかける!超実力派シンガーNo.1決戦」優勝者:JASMINE
2017年11月19日~26日「第1回歌唱チャンプ」優勝者:アルメリノ・アナリン
2017年12月3日「中高生制服チャンプ」優勝者:丸山純奈
2017年12月10日「第2回歌唱チャンプ」優勝者:森本真帆
2018年1月28日「第3回歌唱チャンプ」優勝者:川村海月
2018年2月4日「第4回歌唱チャンプ」優勝者:琴音
2018年2月11日「第5回歌唱チャンプ」優勝者:琴音
2018年2月25日「第6回歌唱チャンプ」優勝者:琴音
2018年3月4日 「第7回歌唱チャンプ」優勝者:琴音
第8回歌唱チャンプ挑戦者プロフィールと予選結果【動画】
強敵揃いの挑戦者ですが、琴音さんの対戦相手となるのは誰でしょうか。
挑戦者1.早希
☁️お知らせ☁️
この度、テレビ朝日で放送中の「今夜誕生!音楽チャンプ」に出演させていただきます!
3/11(日) 21:58〜放送です。
私にとってとても貴重な経験になりました。ぜひご覧ください! pic.twitter.com/8WkQ3tTku9
— 早希(SAKI) (@singersing28) 2018年3月7日
早希(さき)さんは、東京都出身、1999年4月28日生まれの現在、18歳の高校3年生です。
小さい頃から歌うことが大好きで、高校生から作詞作曲とギターを始めて、現在は都内を中心にライブ活動を行っています。学校の部活ではロックバンドのボーカルも務めているそうです。Sony Music the LESSONの4期生。
こちらはツイッターに投稿されたギター弾き語り動画でレミオロメンの「3月9日」です。
今日から3月です。
3月といえばこの曲!
そろそろ卒業式の時期ですね😢
私も中学の卒業式は悲しかったな〜
皆さまご卒業おめでとうございます😊#3月9日#レミオロメン#弾き語り動画#singersing28 pic.twitter.com/2VYVA9Y15U— 早希(SAKI) (@singersing28) 2017年3月1日
高校の3年間をバンド活動に青春を捧げた女子高生・早希さん。
卒業したらソロ歌手としての夢を追う彼女が次の世界に1人で飛び立つ決意をこの歌に込めます。
予選曲:YELL(いきものがかり)
得点:174.323点
正確性審査 95.323点
表現力審査:79点 19(森公美子)20(大本京)20(田中隼人)20(菅井秀憲)
審査員コメント:
田中隼人「売れそうな声。声の倍音(鳴らしている音の整数倍の振動数を持つ音。音色に厚みが出るなど音の印象を大きく左右する)の成分がスゴくあって、無意識に人の心や頭に入っていきやすい声質。松たか子さん的な歌い方だなと思って、ちょっとお芝居の延長にあるような歌声の印象で、この先のアーティストとしてやっていくときの姿が見えやすい歌だなと思いました。」
菅井秀憲「感覚としては、赤ちゃんがお腹から産み出でようとしている声に感じるんです。」と早希さんのピュアな発声法を好評価。「エディット・ピアフを思い出しちゃう。エディット・ピアフはテクニックが全く無い、そのまま言葉を伝える、ええええ、とか響かせるのは無いじゃないですか、ストレートがものすごくエディット・ピアフに似てて、この後、琴音と対戦させて、この2人が物凄いみたいんです。」
挑戦者2.堀隆雅
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もうご存知の方もいらっしゃると思いますが、3月11日テレビ朝日の
「今夜、誕生!音楽チャンプ」に
出演させていただきます😳✨番組は21:58〜だよ!
ちょー緊張したけど一生懸命歌ったので是非観てくれると嬉しいです✌️これを機に沢山の方々に知ってもらえるといいな👀🔥
漢字フルネームで笑 pic.twitter.com/GDqnpA1Xzj
— Ryuga (@sing_0808) 2018年3月5日
堀隆雅(ほりりゅうが)さんは、北海道出身、1997年8月8日生まれの現在、20歳で、慶應義塾大学に通う現役大学生のシンガーソングライターです。
こちらは音楽プロデューサー”KOBASOLO”さんとコラボしたカバー動画「Story(AI)」です。
モテたくて音楽を始めたのだそう。
予選曲:レイニーブルー(徳永英明)
得点:168.218点
正確性審査 94.218点
表現力審査:74点
審査員コメント:
田中隼人「サビの強さとか、すごい俗っぽく言うと、エモい(エモーショナルな)歌だったなと思って。サビの中でもっと苦しそうに歌っているじゃないですか、それは凄い良くて、でももっとモテたいです!と言う気持ちが前面に出たほうが、歌はエモーショナルになる」
挑戦者3.櫻井ゆか
【発表】
今週末3/11(日)放送の
テレビ朝日『今夜、誕生!
音楽チャンプ』に出演させていただいています。
初の全国放送だぁ〜〜🌸🌸🌸
頑張ってきたので、
ぜひ観てください✨✨(*^^*)#音楽チャンプ #櫻井ゆか#BUSKER pic.twitter.com/WlZuSWzZBl
— 櫻井ゆか (@music__yuka) 2018年3月5日
櫻井ゆかさんは奈良県櫻井市出身のシンガーソングライター、21歳です。
第一学院高校を卒業後、弾き語りからスタートし、現在はスクールに通いながら地元の駅前で路上トライブやライブハウスで活動し、メジャーデビューを目指している。
家族:父・典孝さん、母・佳要さん、妹・佳奈さん
RO JACK for COUNT DOWN JAPAN17/18 入賞、ファイナリストに選出される。
MINAMI WHEEL 2017(FM802がおくる日本最大級のショーケースフェスティバル)出演。
2018年6月16日(土)心斎橋JANUS にて初ワンマンライブ開催決定。
こちらは、櫻井ゆかさんのYoutubeアカウントの動画「マンジュシャゲ(彼岸花)」です。
予選曲:366日(HY)
得点:174.780点
正確性審査 96.780点
表現力審査:78点 18(森公美子)18(大本京)23(田中隼人)19(菅井秀憲)
審査員コメント:
田中隼人「歌い始めた時に、憑依型のシンガーなんだなって凄くわかったんですけど、最初、目についたのは動き怖いなとか、思ったんだけど、歌を聴いているうちに、すごくいいんじゃないのって、そういう風に始めて聴いた人が1回歌を聴いただけで印象を抱くってものすごいアドバンテージと言うか、なかなか普通の人はできないことなので。」
森公美子「雰囲気はめちゃくちゃあって、中島美嘉さんみたいに、段々、前傾になっていくというのもね、それを路上ライブでやったらずっと見ちゃう。シンガーソングライターだったら、絶対、自分の何かを持っていて、これを爆発さえる瞬間があって、そういうギラギラぎらっていうのを持っている、ここに言い知れないマグマを持っている人たちって、私大好きなんですよ。」
琴音さんへのチャンプ決定戦の挑戦権を獲得したのは、3.櫻井ゆかさんに決定しました!
琴音のプロフィールと音楽チャンプ経緯【動画】
琴音(ことね)さんは、新潟県長岡市在住の高校1年生、16歳。
小さい頃から内気な性格で笑顔が苦手だったという琴音さんは、小学4年生の時に勇気を振り絞って参加した地元のカラオケ大会で優勝し、歌で認めてもらえる喜びを知ります。
ちょっと不思議なキャラクターと歌声のギャップが印象的で、お喋りするのは苦手だけど、メロディにのせたら自分の感情を表現することのできる女の子。
琴音の音楽チャンプ経緯(2018年2月4日~3月4日)
2018年2月4日「第4回歌唱チャンプ」
琴音さんが音楽チャンプに初登場したのは2月4日放送の回でした。
当時のチャンプ・川村海月さん(高3・北海道)に挑戦する4人の内の1人でした。
1回戦では、「ひまわりの約束(秦基博)」(179.864点)を歌い、対戦相手の幾田りらさん(164.219点)に勝利します。
審査員の菅井秀憲さんは「一言で言うと、琴音劇場を見せてもらった感じがする。要するに、ステージを全部、もってっちゃいました。」「芸術的な音楽をやっていけるんじゃないかなって思いました。」とコメントし、表現審査では、審査員全員が20点以上の高評価をつけました。
決勝戦では、「空と君のあいだに(中島みゆき)」を歌い、河田鼓太郎さん(高2・大阪)に勝利しチャンプ決定戦に進出。
審査員の杉山勝彦さんは「僕はめちゃくちゃ好きです。プロに向くと思います。」とコメントし24点の高評価をつけました。
そして、チャンプ決定戦では、課題曲「Hello,Again~昔からある場所~(JUJU)」で川村海月さんと対戦し、僅差の0.328点差で新チャンプの座に輝きました。
得点:175.429点(ロボット95.429+審査員80)
2018年2月11日「第5回歌唱チャンプ」
1度目の防衛戦となった2月11日放送では、辛口の菅井秀憲さんを始め審査員を号泣させる歌唱を見せてくれました。
課題曲「明日への手紙(手嶌葵)」は、琴音さんのスタイルにぴったりの曲で188.736点の歌唱チャンプ歴代最高点でチャンプ防衛を果たしました。
得点:188.736点(ロボット94.736+審査員94)
2018年2月25日「第6回歌唱チャンプ」
2月25日放送の2度目の防衛戦の課題曲は「魂のルフラン(高橋洋子)」でした。
アップテンポの曲に苦戦するも、2度目の防衛を果たします。
得点:175.627点(ロボット93.627+審査員82)
2018年3月4日「第7回歌唱チャンプ」
3度目の防衛戦の課題曲は「花(中孝介)」でした。
審査員・森公美子「構成の仕方、建築のような(歌の)組み立て方が素敵だった。何もいうことはありません。」と高評価の24点。
審査員・菅井秀憲「あなたの歌は祈りに近いんだよね。とくにバラードは。」と琴音さんを表現しました。
無事、3度目の防衛も果たしました。
得点:183.166点(ロボット94.166+審査員89)
第8回歌唱チャンプ決勝戦結果
予選で最高得点を出した人が現チャンプの琴音さんと課題曲「糸(中島みゆき)」で決勝戦を行います。得点の高い方がチャンプ(優勝者)となります。
優勝者は5週勝ち抜きで賞金100万円とスターへの道が開けます。
琴音さんは今回が4の防衛戦で、優勝すれば5週勝ち抜き成功となります。
審査の結果はロボット審査員「チャンプくん」(持ち点100点)の正確性審査と、審査員4人(持ち点それぞれ25点づつの100点満点)の表現力審査の合計得点(200点満点)で評価されます。表現力審査は18点が普通の基準となります。
MC村上信五さん曰く、「2人とも不思議ちゃんやからな~」
挑戦者:櫻井ゆか(奈良・21歳)
得点:168.456点
正確性審査:95.456
表現力審査:73:19(森公美子)18(大本京)19(田中隼人)17(菅井秀憲)
審査員コメント:
菅井秀憲「例えば、「糸」って、最後にある歌詞の「仕合せ(逢うべき糸に出逢えることを、人は仕合せと呼びます)」ってどういうことですかね?」
櫻井ゆか「巡り合わせ、めちゃめちゃ支えてくださった方だったり、今日ここにおられる方との縁を考えながら歌いました」
菅井秀憲「僕はここに関していつも「仕合せ」ってHAPPY(幸せ)だと最近まで思ってたの。ところが、「仕合せ」の字って幸福の幸じゃないじゃないですか。嫌な人の意見も聞かなきゃいけないし、自分を応援してくれない人との出会いだって織りなす糸となって人生ができるんだよて、言ってるじゃないですか。自分に都合の良い人達ばかりのことを「しあ合わせ」って言ってるんじゃない。自分に不都合な人と出逢って傷つくことも僕は「仕合せ」だと思って聴いていると、もっと素の自分を見直していただけたらと思うんだよね。そこにいった時に初めて歌詞がすっと入ってくるのかな。」と、もっと素直な表現で素をだした方が良いとアドバイス。
音楽チャンプ
観てくださった皆様、ありがとうございました!#音楽チャンプ pic.twitter.com/DOgOS06KGk
— 櫻井ゆか (@music__yuka) 2018年3月11日
現チャンプ:琴音(新潟・高校1年)
「これで最後なので、この番組を通して、出会うことができた方々への感謝を込めて、精一杯やりたいと思います。」
得点:183.291点
正確性審査:93.291
表現力審査:90:23(森公美子)23(大本京)23(田中隼人)21(菅井秀憲)
審査員コメント:
森公美子「琴音声。琴音ボイスは世界が別なんだよね。そんなに声を張っているわけじゃないのに、終わった瞬間にあ、良かった、スゴく良い歌を聴いたと思う歌声。お母さんに感謝しなさい。これはきっと今日は感謝できる日、あ、涙出そう…絶対今日は、感謝できる日だと思う。」
田中隼人「僕はね、もう悲しいんですよ。今日で琴音ちゃんをこのステージで見る最後の歌になるんだなと思って。僕はまだまだ琴音の歌を聴いていたい、と単純に純粋に思わせるぐらいの、16歳の子にいう言葉じゃないのかもしれないけど、僕は、今日の歌を聴いてて、母に包まれているような、母性すら感じてしまうような安心感をすごく感じて、次はぜひ、仕事の現場で会いたい」
大本京「私は琴音ちゃんの歌がBGMというか流れてきている中で、自分の想い出や誰かへの思いがこみ上げてきちゃって、私、泣かない女なんですけど、なんかうるっときてしまった。で、凄い沢山の人の歌を聴いてきたけれど、初めての経験です。」
菅井秀憲「(琴音さんの歌の中には)フレーズとフレーズの間のブレスでドラマを創る人だなとずっと思って、それはいつも皆さんに求めていることで、沢山の人に(琴音さんの歌を)聴いてもらいたいです、何をかって言うと、言葉と言葉の音符の無い所でさえ音楽だ、と、音が鳴っていないところをちゃんと音楽で創らないと音楽は成り得ないんだということです。琴音さんの1つ1つ発する言葉が、イマジネーションとして思い浮かぶ絵は全然違うんですよ、でも共通感覚としてあなたのコモンセンスというか、あなたの中に一緒にいたいんです。琴音さんが例えば「紫」って言うと、田中隼人さんの思ってる紫と僕の紫は違う紫かもしれないけど、一緒にあなた(琴音さん)といられるんです。いっつも世間に「こうじゃないんですか?」と問いかける、「人間これでいいんですか?」と考えさせられる。それがどの力から来ているのかは僕にも解明できないし、今後、プロとしてでもなんでも聴いていただいてください。で、その方たちにあなたの歌を知ってもらってください。」
琴音さんが見事、グランドチャンプに輝きました!!
音楽チャンプの日曜レギュラー放送は今回が最後となります。
今後はスペシャル番組を予定しているとのことで、琴音さんの今後も含み、楽しみにしたいと思います。
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